R246(5)
★R246(5)
今の車♪
ホンダ・アスコットイノーバ♪
ということで、246は僕にとって、生活のため、遊びのため、癒しのためと、
色々とお世話になっている。
そもそも、246とは、東京都千代田区の三宅坂から神奈川県を東西に横断
して、静岡県沼津市に至る122.7kmの一般国道。
東京都内では、皇居や国会議事堂、最高裁判所の前を起点にして、永田町、赤坂
見附、そして、青山、外苑前、表参道、青山学院大学を経て渋谷までを”青山通り”
と呼ばれる、誰もが憧れるエリアの幹線道路です。
渋谷から二子玉川までは、”玉川通り”と呼ばれる、世田谷区の重要交通路。
このエリアもとってもオシャレなルートです。
そして、多摩川を渡り、神奈川県川崎市に入ります。
厚木街道あるいは、大山街道とも呼ばれます。
程なくして、横浜市青葉区で、この辺りは港北ニュータウンの西側に位置します。
起点の半蔵門線から始まり、この先、田園都市線の終点である中央林間まで、
ずっと寄り添うようなルートで、やはりオシャレなベッドタウンを縦断しています。
国道16号と交差する大和市を過ぎ、ここからは小田急線に沿ったルートとなります。
座間市、海老名市あたりから、少し緑が増えていき、海老名駅の付近からは、
丹沢、特に大山の雄姿が望めるあたりからは、気持ちが”ドライブ~♪”モードに
なるようです。
そして、街道の名前の由来である、厚木の市街地を抜けると、今までの片側2車線
から1車線の普通の国道に変わり、大山へのルートを超える頃には、かなり
ローカル色豊かな車窓風景となります。
秦野・渋沢を抜けると、それまでの風景とは一変して、緑一色かつ、アップダウン
あり、カーブありの”観光地”モードになり、ドライブ的には絶好調な気分です。
そして、松田で、小田急線とはお別れ。
次はJR東海の御殿場線沿いに沼津までのルートを行きます。
松田を経て山北を過ぎるあたりは、ホントに綺麗な山と川を縫って走る”有料観光
道路”かと思うくらいの絶景が望めます。
しかし、山北町に入った辺りに、246の唯一の狭苦しい部分がありますが、交通量
は少ないので、あまり気にはならない筈です。
わずか1km足らずとはいえ、旧道のイメージが残る”貴重”な区間です。
恐らく、その内、間違いなく広げることは確実だと思ってます。
そして、山北町の西部の清水橋を右折し、県道76号を少し入っていったトコに
道の駅”山北”があります。
地方の道の駅に比べると小さな施設ですが、ここのレストランのメニューで「不老
天重」とか天ぷらそばがあります。
季節によりヤマメかイワナの特大の天ぷらが乗っかった、かなりの絶品です。
これを食べるためだけに車を飛ばす価値ありです。
天然酵母で、洒水の滝の水で作ったパンも美味しいです。
LINK:道の駅・山北
そして、246をさらに西に向かうと、全面リニューアルした富士スピードウェイが
あり、その交差点には新しくオープンした、246唯一の道の駅”ふじおやま”が
できました。
小山町のおやまと富士山のおやまをかけたネーミングが興味をそそります。
LINK:道の駅・ふじおやま
そして、国道138号に交差し、右へ行けば富士五湖、左に行けば御殿場プレミアム
アウトレットや箱根と楽しいエリアです。
裾野を過ぎれば、終点沼津までわずかです。
...というように、246はオシャレな街、オシャレなベッドタウン、そして、緑豊か
な町、雄大な大山のすそ野、観光道路と姿形を変えながら、夢とロマンを具現化
した素晴らしい道路♪
よく考えると、東名高速と同じルートなんですが、高速では、味わえないそんなとこ
が、最高なのかもしれません。
その昔、矢倉沢往還に端を発し。
大山信仰とか、大山信仰に託けた一種の観光として、関東や静岡、山梨辺り
から大山を目指した街道。
その内のひとつ、江戸・赤坂からの街道が、現在のR246なんです。
そして、静岡方面から大山を目指した街道、これも西側のR246。
東海道、国道1号の補完的役割としても重要なのですが、東海道、国道1号は
官制なのに対して、大山街道、R246は、庶民の生活、楽しみから発達した
という点が、すごく意味のあることのように思います。
※矢倉沢往還。
大山街道、246の原型。
湘南から富士山を見ると、手前の山並み。
その中でも特徴的なお椀を伏せたような山、あれが矢倉沢岳。
矢倉沢の地名とともに南足柄市に位置する。
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