玉電が消えて４０年…

★玉電が消えて４０年…

今日も予報よりいいお天気…。
その上、蒸し暑い…。
そして、夜の自宅エリアはなかなか涼しい♪
熱帯夜じゃない。

今日も三軒茶屋駅から世田谷線に乗って取引先へ。
車中の広告に目が点…。
そっか、玉電が消えて４０年にもなるんだ…。
広告をパチリ。




















帰宅して、早速、実家から持ち帰った４０年前の「鉄道ファン」を。
ジャーナルしか読まない僕が、このファンを買ったのは、玉電廃止の記事と
鉄道写真コンクールが見たかったから。

記事によると、玉電ってもの凄く複雑で、かなり縦横無尽に走っていたのだ。
もちろん、路面電車の域を出ないが、専用軌道をもつとこもあったようだ。
そして、当時の面影を残しているのは三軒茶屋～下高井戸間の現世田谷線。
渋谷～二子玉川園（当時）は、その大半を新玉川線として地下化されることに。
昔の玉電時代は駅というより停留所。
間隔も短くてバス停並みで、渋谷を出ると、上通、大橋、玉電池尻、三宿、三軒茶屋
、玉電中里などと続く。
どうやら、玉電とは、東急の路面電車の総称だったのか。

鉄道ファンでは、こんな記事に。





















玉電がかわいい♪





















そして、同じく鉄道ファンの鉄道写真コンクール。
大半はＳＬを扱ったものだが、当時はもちろん現役。
僕はＳＬはあまり興味なかったのだが、この写真はどれも感動したものだ。

山手線や、中央線の電車が時代を物語る。
それでも、当時としては電車が路線ごとに同じ色で統一されたことに驚いた。
その前までは、薄茶というか、あずき色の電車ががたごと走っていたのだから。











































１９６９年のファンとジャーナルの表紙。
表紙の写真はかなり美しいのだが、誌面の記事の写真は、今と比べると、かなり
粗くて、新聞の写真レベルってとこ。
印刷技術なのか、カメラの性能なのか。
























以下、鉄道ジャーナルから。

当時の小海線はＣ５６が活躍♪
それも、混合列車といって、貨物と客車が混在。
右上の写真は野辺山駅。
今とは全く異なる雰囲気。
昔の方が良かったな…♪
























婦人子供専用車両ができたのも、この頃…。
ミニスカートが…。
こちらの方たち、もう６０～７０歳代か。























江ノ電の車両もレトロ過ぎて、よく分からない。
これは、１００形。
龍口寺前と思われる。































１９６９年（昭和４４年）。
４０年前の写真って、相当に古臭いですね…。
あらためて見直して、てっきり戦後すぐの写真かと思ってしまったほど。
昭和４０年代って、こんなだったけ…。
中学生の僕は、これらを見てカッコいいとか思ってたんでしょうね。

１９８０年代の雑誌もかなりあるんですが、その頃になると、街並みとかが
格段によくなってるんです。
写真技術も印刷技術も発達したのか、雑誌の写真も見違えるほどきれいになって。
時の移り変わりを後から眺めるのって面白いです。