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2010/07/24

目黒・円融寺♪

目黒・円融寺

朝からぎらぎら暑い。
もう何日も…。



スイスの氷河特急が脱線転覆事故。
日本人乗客にも死傷者が。
氷河特急といえば、憧れている人が多い列車。
僕ももう一度乗りたいと思ってる一人。

スイスといえば、鉄道先進国。
スイス国鉄は日本と同じくらいに正確なダイヤ。
そして、厳しい自然と地形にもかかわらず安全管理が徹底されている。
だから、誰もが安心して乗車していられた。

高原、湖の畔を走っているとき、山岳地帯を走ってるとき、深い峡谷を走ってる
とき、全てが美しく、素晴らしい光景の中を安心を運んでくれた。

ヨーロッパも猛暑…、それによるレールの変形との見方もでている。
原因究明と対策が急がれる。

 


今日は出勤…。
目黒の取引先へ。

そこからクルマで5分ほどのトコが生まれ故郷。

仕事を終え、ちょっと寄り道。
とにかく暑い。

碑文谷、学芸大学、西小山、武蔵小山…、そんな地名や駅名のエリア。
ウチは目蒲線武蔵小山駅(現在は目黒線)を利用していた。
幼い頃、よく遊んだ円融寺やサレジオ教会、サレジオ学園。
円融寺、何十年ぶりだろ…。
昭和30年代…、50年以上ぶり…。
昭和30年代半ば、小学校入学と同時に同じく東急東横線沿線の大倉山に転居した。
たまに近くをクルマで通過したりしたことはあったけど、お寺の境内に入ったのは
あの頃以来のこと。

なんと立派なお寺。
当時はこんなじゃなかったような…。
うっそうとした森の中って感じだった。
山門から入っていって、ただのぬかるんだ境内だったような。
そして、僕たちが4、5歳の頃、鬼ばばあと恐れてたおばあさんがいた。
ホントに鬼ばばあだと思ってた…。
お堂の廊下を何やら持って出入りしたりしてた。
廊下に出てきたりすると僕たちは「鬼ばばあが出た~。」と言って逃げたもんだ。
本気で怖くて全力で逃げたもんだ。

そんな事を思い出してたら、子供の頃の僕がそこに居るような気配を感じた。
小説やエッセーなんかでそんな感じの事を読んだことがあるけど、あまりに長い
年月が経ってるとそんな気持ちになるんだろうか。

その先のサレジオ教会やサレジオ学園のまわりは畑だった。
トウモロコシをもいだら畑のおじさんに追いかけられた事がある。
トウモロコシ、生で食べたら美味しかった…。


円融寺公式サイト

円融寺/目黒区HP

サレジオ教会/目黒区HP



右手は懐かしい向原小学校。
そして、この緑道は当時は川だった。
立会川といって、昔はこの辺りもれっきとした川だったのだが、今は暗渠という
地下トンネルの川に変貌。
その上は緑道になっていて桜の木が植えられていた。
れっきとした川といっても、幼い僕の記憶ではコンクリートの川だったのだが。

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この辺りは500mおきくらいに小学校があって、僕の住んでた家のまわりには、
この向原小学校の他に月光原小学校、碑(いしぶみ)小学校の3つがあった。
碑小学校の隣が円融寺。


どうやら裏の方に出てしまったらしい。
天台宗・円融寺、そっか、ここは天台宗のお寺だったのか。
なんでも、その昔は別の宗派だったようだが、江戸時代にトラブルに巻き込まれて
宗派が変わったらしい。
関東で天台宗は珍しい。
総本山は比叡山延暦寺。

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本堂…。(多分…)
ここの光景は記憶にはっきり。
いつも、ここに鬼ばばあが出てきて廊下を歩くんだ。
そこに子供の頃の僕がいるような気配が…。

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こんなに立派なお寺だとは思わなかった。
小さな荒廃したようなお寺を想像してた…。

山門。
今の子供たちはこんな所で遊んだりしないのかな。

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お寺を出たとこにも一段高い立会川の緑道。
両側は道路。

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生まれ育った所でずっと生活している人には理解できないかも知れないけど、
大人になって、多少時間の余裕が出てくると、生まれた所を訪れたいという衝動
に駆られることがある。
今日はたまたま訪れることができた。
今度は仕事のついでじゃなく、ゆっくりと訪れてみたい。

 

帰宅してたら、近所で盆踊りの音。
炭鉱節が何回も。
すぐ近くの小学校あたりかな。
僕の住んでるとこも近所に小学校が3つもある。
300mおきに3つ…。
なぜ、こんな事が起きるんだろ。



8月7日は在日米軍キャンプ座間でも盆踊りが。
きっと混むんだろな。
暑いだろな…。

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座間のひまわりまつりのポスターも♪

座間ひまわりまつり(座間市観光協会)

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コメント

mayuさんへ
そう、もう運転再開してますよね…
恐らく裏付けはあるんでしょうけど。

でも、ちゃんと公表してからにして欲しいです。

投稿: ゆ~ちゃん♪ | 2010/07/26 19:39

もうすでに走行していますものね。
直後だと乗るのも怖いですよね~~

でも、きれいだし、乗りたい、でも、怖い・・・安全にしてくれなきゃね

景色が映るたびに乗って見たくなりますね~

投稿: mayu | 2010/07/26 08:03

ururuさんへ
この川はかなり深いのですが、狭い川だったのです。
桜の木は当時からあったと思います。

昨日はン十年ぶりに円融寺を訪れて、ホントに不思議な気分でした…♪
嬉しかったです♪

生まれたトコがどんどん変わってしまうのは仕方ないことですが、お寺とかそういう場所はそうそう変わらないもの。
そういう存在があったことが嬉しかったです。

でも、目蒲線(現 目黒線)や駅(西小山駅と武蔵小山駅)は地下に潜ってしまって、当時の面影はなかったのが残念でもあり、また、街が進化したと驚きでもありました。

それにして毎日暑いですね…。
今夜あたり雨を期待してたのですが、茨城は大雨でたいへんのようですし…。
ふつうの雨を期待…。

投稿: ゆ~ちゃん♪ | 2010/07/25 21:48

mayuさんへ
どうやら、暑さのせいではなく、車輪のフランジという部分が磨耗していた為にせり上がり現象という脱線事故じゃないかと指摘されはじめました。
電車の車輪って、平らじゃなくレールから逸脱しないように”でっぱり”がありますよね。
あれは車両がレールに沿って走行するための非常に重要な部分なんです。
日本の脱線事故でも、せり上がり現象による大事故は多いです。
車輪のメンテはとても重要なことなんですが、今回は相当に磨耗したまま走行させていたような印象です。
それと、日本人乗客が乗っていたのは軽い車両だった事も原因だと思われています。

スイスの鉄道会社では既に原因を特定していると思われます。
それは、先程、氷河特急の運転再開したからです。
原因不明とか、暑さによるレールの異常だったら、究明するまで運転見合わせるはずですから。

それにしても、お粗末な原因だったと思います。

ものすごく雄大な自然の中、そして危険な箇所を走る列車ですから、安心という保証がなければ、乗れないですよね。
だからこそ車窓から見える景色は最高のものです♪
原因と対策さえ整えば、乗りたいです

投稿: ゆ~ちゃん♪ | 2010/07/25 21:30

こんにちは~~
今日もゆだるような暑さですね~

目黒のこの通り、なんか覚えがあるんですよ!
幼い頃、
知人の家を訪ねるのに
母に手を引かれてこの道を通ったような。。。
桜並木の川沿いだったと思うんですが。。

そう、確かに生まれ育った場所、
行ってみたいですよねぇ~♪
すっかり様変わりしてると思うんですが。。

投稿: ururu | 2010/07/25 13:51

スイスの列車事故、日本でもレールのゆがみは起こりうる問題ですよね。

怖いね。

それにしてもあの列車からの景色は素敵でしょうね。
すごい景色ですよね~~

世界の車窓からにでてきそうです。

投稿: mayu | 2010/07/25 08:02

あおいさんへ
こんばんは♪
遊びにいらしていただいてありがとうございます。

偶然ですが、僕は大倉山の実家から2駅離れた妙蓮寺に住んでたんですよ~!!
学生時代の3年生後半に独立したいと思って実家を出て、結婚するまでの約10年間。
妙蓮寺から綱島街道を横切り、火葬場の隣のボロアパートでした。
色んな体験(?)をしましたけど…(汗)

今は神奈川県の真ん中に住んでますが、たまに妙蓮寺駅のとこの道路を走ると懐かしいです。
駅前の商店街、ほとんど何も変わってないです…。
スーパーOKもそのままです。

「お京阪」…、なるほど、そういう言い方するんですね…。
京都っぽいです♪

投稿: ゆ~ちゃん♪ | 2010/07/25 00:49

ゆーちゃん♪さん

こんばんは!
私も遊びに来ました♪

ところで私は以前は関東に住んでいて、妙蓮寺に3年くらい一人暮らしをしていました。
東横線が懐かしいです。
今は実家にいるのですが、昔住んでいた街を訪れてみたいです!
電車はお京阪が好きです。
乗るときは、一番前のボックス席に座って、窓からの景色を楽しんでいます!

投稿: あおい | 2010/07/24 23:16

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