夏休み-奈良2♪
★夏休み-奈良2♪
次は5年越しの願望…。
2006年のGWに訪れて、がっくり…。
そ、2000年(平成12年)から足掛け10年に渡った金堂平成大修理を終え、
一昨年ついに落慶法要が執り行われた唐招提寺へ。
国道169号からちょっとだけの国道25号を経て奈良県を南北に縦断する
メインストリート国道24号へ。
朝食を求めて戻ってきたあのルート。
少しばかり北上し、国道24号の西側を並行する県道9号奈良大和郡山斑鳩線へ。
その祭横切る関西本線。
踏切りはサイコーに好き。
みなさん、嫌いでしょうけど…。
JR西日本221系が。
このエリア、とにかくこの電車ばかりが目につく。
・JR西日本221系電車Wikipedia
この辺り、奈良って感じ…。
田畑が広がり、四方を山に囲まれ。
■
この唐招提寺前の光景、好きだな♪
中学の修学旅行で訪れた時のことを思い出す。
マンモス中学校だったので、僕たちの学年は12クラスあった。
僕たちのクラスは3年12組、玉石混合49名の超詰め込みクラス。
だからか、中学の思い出は余計にたくさんある。
卒業まで半年切ったあたりで相次いで3名もの転入生。
当時珍しかった中国からの帰国子女や当時は1名もいなかった登校拒否生徒
が他校からとか。
転地療養ならぬ”転校療養”だったようだけど、毎日登校してきて普通の子だった。
そんなクラスメイトだからか、やけに団結しやすいクラスでもあった。
担任は大好きな熱血体育教師。
ま、そんな教師じゃないと務まらないクラスだったのかも。
修学旅行、行きは修学旅行専用列車「わか草号」。(わかくさ号だったかも…。)
一編成貸切りにできる中学はウチと南区(現港南区)の港南中学だけだと
言われてた。
他の中学は2、3校で一編成貸切りだった。
帰りは京都から憧れの新幹線「こだま号」に。
もちろん0系♪
当時、新横浜駅はこだま号しか停車しないもので。
遠足や修学旅行って、今は小グループ行動だけど、当時は全体行動が基本。
全体行動だったので、京都・奈良の観光は大型観光バス12台で。
そんな12台の大型バスで唐招提寺にも乗りつけたのだろうな。
数十年前の当時もこの光景は変わらない。
但し、この道路は砂利だったような。
ま、あの頃はどこもかしこも未舗装だったけど。
唐招提寺の至近距離にある大駐車場へ。
この時期だとガラガラ。
ホント、便利になった。
大好きな光景♪
そうそう、この光景も♪
近鉄橿原線をいく特急電車。
左に行くと西の京駅、薬師寺へ。
2006年のGWに訪れて、なんとなく嫌な予感が的中。
なんと、お目当ての金堂が見えない。
2000年から始まった金堂平成大修理ということで、約10年間は見ることが
できなかったのだ。
阪神淡路大震災の影響とか、構造上の欠陥とか、いろんな要素を含んだ
解体修理。
解体して、調査して…。
気が遠くなる。
・唐招提寺公式サイト
・唐招提寺のお話し
・唐招提寺2010プロジェクト(TBS)
過去記事
・唐招提寺♪ 2009.07.08
・奈良のアルバム 2006.05.06
5年間、寝ても覚めても…、そんな訳ないけど…。
大人になってからも一度は訪れてると記憶している。
5年前、見ることが出来なかったからこそ、僕の中でその価値が上がった気もする。
でも、やっぱりいい♪
唐招提寺金堂。
鑑真和上は50歳を過ぎてから、日本からの招きに応じて渡日を決意したが、
5度の渡航に失敗し、さらには盲目となりながらも6度目の航海で来朝した時は
既に65歳。
その後、東大寺で戒律制度の確立に努め、そして、ここ唐招提寺を創建して
その普及に尽力した。
日本律宗の開祖。
僕にはよく解らない世界だけど、平城京遷都1300年の日本と4000年の歴史
を誇る中国…。
その中国から来朝して帰化し、76歳で没するまで日本のために尽力してくれた
鑑真和上。
遠い過去に遡り、悠久のはるか昔を振り返るのもわるくない。
・鑑真の生涯
8世紀後半、780年代に建立したとされる金堂。
パンフレットを引用すると…。
豊かな量感と簡素な美しさを兼ね備えた天平様式。
正面に並ぶ8本のエンタシス列柱の吹き放ちは、遠くギリシャの神殿建築技法
がシルクロードを越え、日本に伝来したかのよう。
境内にて。
金堂の屋根の鴟尾(しび)が♪
これを眺めると、「天平の甍」を思い出す。
東大寺の大仏殿でも見られる。
境内ではハスが。
大和長谷寺と唐招提寺、どちらも満足~♪
この南大門の光景はいつ見てもほんわかする♪
南大門を右手に行くと、この光景。
左折し、5分も歩くと薬師寺。
途中、美味しい蕎麦屋さんとか食事処がある。
同じく右手、しつこく近鉄の踏切り…。
唐招提寺から徒歩1分の駐車場へ。
めっちゃ暑かったけど、なんだか気持ちよかった♪
駐車場から見えた薬師寺の五重塔…、いや三重塔。
但し、各階に裳階を設けているので、一瞬、六重塔に見える。
こちらは西塔。(…多分)
東塔も普通に見えたけど、今年春から解体修理中で今後7年間続く。
東塔は1300年前の建造物。
こちら西塔は1981年(昭和56年)に再建されたもので、新しく感じる。
今回、奈良の葛きりを食べたかった。
3年前の夏休みに法隆寺の門前で食べた葛きりの美味しさが忘れられない。
もしもなかったら、奈良の街中か、あるいは法隆寺の門前に行こうと思ってた。
そうしたら、見慣れない店が近くに。
いや、ここ数年見かけるようになった天平庵が。
ダメもとと思って入ってみたら、なんとあるじゃん!!!
・天平庵
すごくきれいなお店♪
店内にはケーキ、和菓子などが。
それもちゃんとした本格的なもの。
葛きり、さほど期待してなかったのだが…。
出てきてにっこり♪
奈良では葛きりって、贅沢に出てくるんですね。
黒蜜もたっぷり。
実は法隆寺の門前のお店では葛も黒蜜もこの2倍のボリュームだったのだが、
これはこれでかなりのもの。
お寺巡りの暑さも吹き飛び、サイコー♪
ラッキー♪
またも、あの踏切りで電車遭遇。
今夜の宿に近い大和郡山へ。
その土地を知るには、まずは駅…♪
JR関西本線(大和路線)郡山駅。
福島県の郡山駅と同名。
大和郡山市内を散策。
ここは郡山城の城下町&金魚の町。
郊外を走ると田畑の広がる一角で金魚の養殖が盛ん。
すごく魅力的な町。
水路が道路の真ん中を通っていて、暑い日はなかなかいい。
但し、クルマにとっては…。
脱輪しそうで恐かった…。
箱本館「紺屋」。
藍染め資料館。
紺屋の2、3軒先には「こちくや」という金魚好きにはたまらない(らしい)店が。
・こちくや
店内には金魚のぬいぐるみ、食べ物などなど金魚グッズがずらり~。
観光客でいっぱい。
全国金魚すくい選手権大会が当地で21日開催。
金魚すくい道場では、大勢の人が練習に余念がない様子。
そして、近くのイオンモールに買い物。
いや~、ホント大きかった。
ウチの近所にあるヨーカドー&イオンモールの複合ショッピングモール
よりも大きいかも…。
それもそのはず、専門店がとんでもなく多く、シネコンも入ってる上に家電量販店
までも。
さらにはイオンのシャトルバスだけじゃなく、奈良交通の路線バスのロータリー
まであって、それがまた超だだっ広い。
これと同じくらいのボリュームが左側にも。
この日は15日。
奈良の旅館とか15日は客をとらない、つまりお休みだったり…。
それに、予約とかの行動が遅過ぎた。
旅行代理店でも何軒か見てもらったけど、全てNG。
救世主…。
スーパーホテル大和郡山・湯元 飛鳥の湯。
初めて聞くホテルだけど、全国に100ほどもFC展開している。
駐車場が77台分ってことは、部屋数も80室ほどか。
効率よく、清潔で、コストパフォーマンスも。
ビジネスユ-ス、観光での利用、どちらでも使い勝手がよい。
夕食は外ですませるしかないけど、それもありか…。
大和郡山は天然温泉で、お風呂も大きく、男子のほうは露天も♪
快適♪
・スーパーホテル大和郡山・湯元 飛鳥の湯
朝食は無料。
このてのホテル、決して朝食つきとは表現しない。(…なぜ)
焼きたての美味しいパンが5、6種類、サラダ、簡単な料理、味噌汁やスープ。
そうそう、冷凍ものと思われるおにぎり。
そして、自販機のカップもの、朝は無料に。
充分にボリュームもあって、美味しかった。
時期的に観光客が圧倒的に多かった。
カップル、家族、グループ旅行などなど。
ここは低層で2、3階までだったけど、他ではビルが多いようだ。
~~ つづく ~~
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