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2012/10/16

かながわ駅めぐり−湘南軌道♪

★かながわ駅めぐり−湘南軌道♪


今日も晴れ♪

暑いと思うこともなくなり、快適な季節♪



ランチタイムに会社の近所を歩いていたら、駅から近いとこで野猿街道の標識。
八王子駅の近くにまであるとは知らなかった。

神奈川県民の僕にとっては、多摩ニュータウンが出現するずっと以前の田舎道
の野猿街道は府中や立川、南大沢の友人宅へ行く便利なルートだった。
南大沢なんて駅はなかったけど…。
ホント、寒村といった風景の中を細い道路がくねくね…。
そして、極めつけはラブホ「野猿」が…。

それが今ではニュータウンの大動脈としての野猿街道。
最終的には下柚木から北上して横山町のとこで国道20号にぶつかって終わる。

そのネーミングと同じ名前のラブホ、ちょっと笑ってしまうイメージ…。

まさか、ラブホがwikipediaされてるとは…。
今はフェスタリゾート野猿というのだそうだ。

ホテル野猿wikipedia

野猿街道wikipedia
 

 

そういえば、日曜日の読売新聞朝刊ローカル面のかながわ駅めぐり。
先日は「湘南軌道」だった。

明治39年(1906年)に開業した馬車鉄道で、湘南馬車鉄道。
最盛期には秦野~二宮間10km、全8駅の小さい路線。
秦野で産出された葉タバコを東海道線の二宮に輸送する目的で敷設された。

大正2年(1913年)、旅客の増加により軽便鉄道となり、湘南軽便鉄道と改称。
火の粉が散らないよう煙突につけられたラッキョウ形のカバーが印象的だったと
いう蒸気機関車が活躍。

内陸部の人々を東海道線に運び、東京や横浜へ。
逆に海側や東海道線沿線の人々を内陸の大山へ。
最盛期には年間12万人もの旅客を運んだ。

今は二宮から秦野、246まで県道71号(新道)が快適なドライブをさせてくれる。
秦野二宮バイパスともいわれていて、ほとんどが片側2車線の快適なルート。
しかし、中井町あたりからはかなり急勾配。
この71号をなぞるように湘南軌道はあったようだ。
そんな湘南軌道は県道71号(旧道)と一致する。

蒸気機関車では上り坂の途中で止まってしまって、乗客に押してもらったことも
あるのだとか。
豆相人車鉄道でも、下等の客は上り坂では押すのを手伝ったと…。
豆相人者鉄道には下等、中等、上等と3クラスあったらしい。

その後、大正7年(1918年)経営不振から一時休止し、その後、経営が変わり
湘南軌道となる。

昭和2年(1927年)の小田急線開通によって打撃を受けて衰退し、昭和12年
(1937年)に廃止された。

湘南軌道の秦野駅は今のイオン秦野店(最近、大きなショッピングモールになった
とか)の場所。
元は日本専売公社(現 日本たばこ産業)の秦野工場があって、そこが秦野駅。

従って、小田急が開通した時、同じ駅名を避けて「大秦野駅」となった。
10年後の昭和12年には湘南軌道は廃止となったのだが、相変わらず小田急は
大秦野駅が続き、今の秦野駅になったのは、昭和も終わりかけた昭和62年。

だから、僕が丹沢で登山訓練はじめた頃は大秦野駅だった。
それも、駅舎は小さな木造、駅前は砂利敷きで、そこから神奈中バスで蓑毛
などへ。
それが、いつの間にか秦野駅に変わり、駅もずいぶん立派になった。
 
西湘には人車鉄道とか、馬車鉄道、軽便鉄道など魅力的な鉄道が存在した。

湘南軌道wikipedia
 
 
「軽便みち」なるものがあるのだとか。

湘南軌道-1/歩鉄の達人



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豆相人車鉄道の旅…かな♪ 2011.03.05

 

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