四国へ♪-1
★四国へ♪-1
夏休み初日。
10日未明4時、自宅を出発。
東名は横浜町田インターから秦野中井インターまでは渋滞だったので246を。
順調に走り、新東名に乗り、快適なドライブかと思っていたのだが。
ま、そんな事あるわけない…。
新東名のSA、PAは夜間でも混雑あるいは満車…。
早朝5時半なのに、小型車の表示通りに入ると満車…。
並んだ順に駐車していくという現在のやり方。
出ていくクルマを待って入るというようなとんでもない構造。
広大な駐車場ならそれでもいいだろうけど、新東名のSA、PAは極端に狭い。
従来のようにわ~っと好きなとこへ散らばるほうが間違いなくベター。
今回も大型車の駐車スペースに入っていったクルマのほうが正解だった。
因みに、ここの収容台数は上り、下り各170台余。
新東名で最も大きい清水は上り、下り各220台弱。
巨大SAの海老名や足柄は550台から630台。
ま、比較対象が違い過ぎるけど…。
5時半。
駿河湾沼津SA到着。
NEOPASA。
東名のEXPASAと同じ機能。
ここは新東名で最も人気とか。
新東名。
とにかく走りやすい道路。
予算の関係で当初予定より随分プアにはなったけど、これが現代の高速道路建設技術
かと舌を巻く。
道路状況がそうさせるのか、勝手にスピードが出てる。
高速での速度オーバーとはいえ、油断すると一発免停になるかも…。
トンネルも超快適♪
夜間走行の場合、トンネルのほうが快適。
目の前に風力発電施設が。
東名合流前から長い渋滞。
東名は三ヶ日から音羽蒲郡ICまで大渋滞。
さらには岡崎でも渋滞。
長男から聞いていた渋滞の地名が次々。
豊田南ICで降りて、長男を拾う。
ところが伊勢湾岸自動車道はこの先で事故…。
あの一家3人が亡くなった事故を思い起こさせる。
レンタカーで走行中、クルマがとまったとの証言。
ガス欠じゃないとのことだが…。
テレビニュースで見たクルマは日産のマークがついていた。
…、友人のクルマは欧州車、といってもラテン系だけど、小田厚を走行中に
電気系統がダウンして止まった経験がある。
いろんな思いが頭を…。
伊勢湾岸は事故渋滞…、東名阪への合流も大渋滞。
一般道をひたすら。
一般道も渋滞、混雑の連続。
新東名にしても、伊勢湾岸自動車道にしても、新たな道路がつながる度に
渋滞名所が増える。
神奈川県内の圏央道と東名、さらには遠い将来に新東名が海老名で集中的
につながるとどんなことになるのか…。
渋滞の国道1号から快適な名阪国道(国道25号)へ。
西名阪自動車道、近畿自動車道、中国自動車道、山陽自動車道と乗継ぐ。
渋滞解消し快適ではあるけど、長距離…。
最後に瀬戸中央自動車道で水島インターから降りた。
ここまで、約740km…、16時間…。
よく走った。
■
いきなり四国はやめて、水島で一泊。
瀬戸中央自動車道水島インターを降りて、水島市街地到着は20時過ぎ。
国道沿いの海がちらちら見えるところの食堂で夕食を食べた。
水島って…。
子供の頃、水島=紫電改の町っていう印象が強かった。
軍国少年(?)ではなかったけど、あの頃、ゼロ戦とか紫電改って少年サンデー
や少年マガジンに写真や絵がしょっちゅう掲載されてた。
水島臨海工業地帯。
戦後、倉敷市に吸収されたので、倉敷市としての歴史は長い。
水島エリアだけで9万人の人口。
三菱自動車工業水島製作所、JFEスチール、三菱化学、JX日鉱日石エネルギー
製油所(旧三菱石油製油所)などなど…。
三菱自動車水島製作所の前身は紫電改を作ってた三菱重工業水島航空機製作所。
もちろん、市内は三菱車が多い…。
気のせいではない。
でも、圧倒的に「軽」…。
長男の就活第2志望は三菱自だったので、行先といえば、ここ水島製作所か、
愛知県岡崎市にある名古屋製作所。
水島はほとんど「軽」主体。
長男は興味津々で広大な工場を眺めていた。
・水島wikipedia
こちらではスーパーホテルに宿泊。
あちこちにあって、そこそこ清潔でリーズナブルで今回みたいに夜遅くに
到着する場合などにはぴったり。
スーパーホテル倉敷といっても水島地区。
一応、温泉あり。
桃太郎温泉のお湯を運んでくるらしい。
しかし、温泉施設が1ヶ所のみで、男女入れ替えを数時間おきに行う方法。
ウチがホテルにチェックインしたのは21時前。
21時から翌朝までは男湯に。
つまり、女性は翌朝にならないと温泉にありつけない…。
ママはちょっと不満…。
1ヶ所しかないことも最悪だけど、さらには狭くてどうにもならないほど。
もちろん、各部屋はバストイレ付きだけど、折角の温泉…。
一昨年に泊まったスーパーホテル奈良の温泉は広くてきれいだった。
そして、男女それぞれあった。
・スーパーホテル
■
翌11日。
スーパーホテルは無料の朝食つき。
最近、この手のホテルは一泊朝食つきと言わず、無料の朝食つきと謳う。
つまり、無料の朝食なので、不満があっても受け付けないということ…。
しかし、ここの無料の朝食はかなりグッド。
簡単なバイキング形式で和洋折衷(?)、ボリュームもたっぷり。
但し、新人パートさんか、パンがなくなった時、パンはなくなりましたとすげない…。
傍にいた社員さんが慌てて、パンを補充してくれた。
ここは一日かけて見たい電鉄が。
水島臨海鉄道。
スーパーホテルから徒歩数分で水島本線栄駅がある。
本線は全線で約11km。
内、南半分の5kmほどは完全高架。
単線、非電化。
高架って、ちょっと面白味に欠ける。
それと、この日はママたちが別の電車に乗車するので、駅だけ撮影…。
心残り…。
不思議…。
実質上の終点水島駅の1日平均乗車人員453人に対して乗降人員は1,267人。
三菱自工前駅は同69人に対して203人。
なぜ…。
乗る人は69人だけど、降りる人は134人。
電車で来て職場に入るけど、仕事を終えるのは深夜で、他の交通手段でも…。
そんな理由かな…。
・水島臨海鉄道
・水島臨海鉄道水島本線Wikipedia
・水島臨海鉄道wikipedia
後ろ髪…。
高速で10kmほど先のJR児島駅へ。
児島は元々は児島市だったのだが、岡山県が勝手に描いた100万都市構想のあおり
を受けて倉敷市に編入。
日本のジーンズ発祥の地。
もっと昔は学生服の町。
そして、水島臨海工業地帯の一翼を担っている。
・児島wikipedia
児島地区は明治時代から「繊維の町」として知られているが、ジーンズに関しては
1960年代に国内で最初にジーンズ生産を手掛けたことで有名。
児島ジーンズストリートは地元メーカーや児島商工会議所などによって味野商店街
の空き店舗への誘致活動として行っている活動。
JR瀬戸大橋線児島駅。
瀬戸大橋がかかる前、宇高連絡船を利用していた頃は宇野線で宇野が終着駅だった。
橋がつくられ新線・瀬戸大橋線が開通してからは児島駅が本州最後の駅。
電車でここを渡る時、必ず停車する児島駅が気になっていた。
高架から見る駅前周辺が賑やかに見えた。
JR西日本とJR四国による本四備讃線(瀬戸大橋線)の児島駅。
本四備讃とくどいネーミング。
本四を強調したかったのだろうか。
・児島駅wikipedia
以前は…、といっても23年前までは児島駅といえば、下津井電鉄の児島駅。
JR児島駅から少し離れた所にあった。
電鉄と名乗ってるけど、23年前に鉄道事業から撤退し、現在はバス輸送のみ。
先ほどのジーンズの広告のバスは下津井電鉄バス。
愛称「下電」。
・下津井電鉄Wikipedia
児島駅にやって来たのは、ママと長男が電車に乗って大橋を渡るため。
僕は何回も乗ってるけど、ママも長男も電車で渡ったことがない。
数日前に特急の指定席券購入。
昔、お盆の頃は殺気立ってたほどの混み方だった…。
今はなんてことない…。
ママたちにも『銀河鉄道999』の気分を♪
ホームに上がると各停琴平行きが。
JR西日本の115系電車。
黄5号単色塗装。 …かな。
・国鉄115系電車wikipedia
西と四国の乗務員交代。
女性乗務員さんが西。
ドアが閉まっているのは、半手動だから。
あの相模線の手動ドアと同じ理屈。
特急の待ち合わせ5分ほど…、この時期、超暑いので、冷房が逃げない。
予讃線直通の特急しおかぜ♪
ママと長男が乗り込んだ。
男性の方は西の乗務員指導担当。
西と四国の乗務員交代。
こちらの女性乗務員さんは西。
四国の男性乗務員さんは中ほどの車両に乗り込んだ。
先ほどの黄色い各停も、この特急も運転士の交代あり。
特急の出発後、各停も出発。
僕は一人で瀬戸大橋を。
クルマで渡るのは10年以上ぶり。
この10年ちょっと、冠婚葬祭や会社の出張で何回か電車で。
クルマも快適♪
特急を追いかけて観音寺駅へ。
ほぼ同時到着。
この辺りではクルマの方が早い場合も。
■
長男が撮った写真。
瀬戸大橋線、特急しおかぜ車窓より。
昨年春の記事
・四国からトンボ帰り… 2012.03.19
そして、ママも長男も知らずに撮ったのだが…。
この風景…♪
香川県の詫間駅~津島ノ宮駅(臨)~海岸寺駅間。
予讃線でもハイライトというべき美しい瀬戸内海の景観。
沖合いにある津嶋という小島が橋で結ばれていて、島には津嶋神社がある。
ここには津島ノ宮駅というれっきとした駅があるが、毎年8月4、5日の夏季大祭
の時だけ営業する、日本一営業日数の少ない駅。
予讃線で、最高に好きな景色♪
晴れた日に列車に乗って眺めると、ホントに最高の気分になるとこ♪
■
過去記事から
・JR時刻表♪ 2007.09.13
時刻表の表紙の列車は特急しおかぜ又は、いしづち♪
僕にとっては、もうすぐ、おじいちゃんや、おばあちゃんに会えるという、
はやる気持ちが相まって、最高にご機嫌になるとこ♪
■
特急が駅に到着するのを横目に…。
同時到着。
観音寺駅、いつも車窓から見ては何もないと思っていたのだが…。
思ったよりも街。
なんだか新しい街並みのよう。
ま、駅舎は旧いけど…。
ママはここでお友だちと。
SNSで知り合った方。
初めてお互いを…。
お土産は横浜銘菓ハーバーを。
そして、友人からは「山越うどん」と「名物かまど」の洋菓子フランソワをいただいた。
・山越うどん
「かまど」は香川県のお土産としてよくいただくお菓子。
おまんじゅう。
今の人はおまんじゅう、あまり食べないからか、洋菓子に…。
でも、美味しかった♪
・名物かまど
1時間ほどカフェでケーキを。
僕と長男は箕浦駅へ。
■
過去記事から(2007年)
・JR時刻表♪ 2007.09.13
そして、さらに西に進んで、愛媛県に入る手前にある、箕浦駅も大好きな駅♪
この駅には“かな泉”といううどん屋がある。
香川県ではメジャー過ぎて、面白くないかも知れないけど、瀬戸内海を眺め、
列車を間近に見ながら、美味しいうどんが食べられる、サイコーのロケーション♪
でも、今回、ネットで調べてたら、かな泉は閉店したらしい。
代わりに、今年6月から、地元の上戸うどんという店がオープンしたらしい。
なんか、寂しい…。
ここは、高松の叔父や叔母にドライブがてらに連れてきてもらったとこ。
ま、新しいお店も、うどん♪
気を取り直して、また、食べにいこう♪
ところが、箕浦駅から撤退しただけでなく、「かな泉」そのものが…。
設立から60年もがんばってきたのに。
2012年11月、あの「かな泉」が破綻した。
・かな泉破産
代わりに上戸うどん。
評判いいらしい。
・上戸うどん(香川県箕浦)
・上戸うどん(香川県箕浦)/食べログ
■
過去記事
・箕浦駅のうどん♪ 2012.08.27
■
現在の箕浦駅♪
大好きな国道11号と予讃線♪
そして、どこまでも穏やかな瀬戸内海♪
貨車を転用した駅舎。
以前とは異なる塗色。
ペンキの匂いがするような。
凛々しい。
向こうには瀬戸内海♪
隣には木造の白い小さな建物が。
島式ホーム、1面2線の小さな無人駅。
1日の平均乗車人員25人。
ホームから見える瀬戸内海はキラキラ輝いてた♪
箕浦駅は香川県の鉄道駅として最西端。 最南端でもあるとか。
次の駅、川之江駅は愛媛県四国中央市。
僕…。
急いで戻った。
電車は、あっという間にホームへ。
そして、交換もなくあっけなく出発。
で、なぜか、進行方向右側、山側へ…。
後で知ったのだが、当駅は交換列車がないときは列車種別に関係なく2番線に入線
するのだ。
1番線は上り多度津、高松方面、2番線は下り新居浜、松山方面。
なので、上の写真のように上り観音寺行きが2番線に入線して乗客の乗降を行った
ことはルール通りだったのだ。
といっても、乗降客はいなかったようだが…。
下りの特急が通過。
かなりのスピード。
・箕浦駅 wikipedia
国道11号♪
のどか♪
上戸(じょうと)うどん。
燧(ひうち)のいりこは日本一。
燧灘のいりこはウチも使ってる。
上戸うどん。
今日は日曜日で定休日。
日曜日…。
定休日…。
恨めしい…。
尚、現在は木曜日が定休。
店名は「西端手打 上戸」。
「食べログ うどん100名店 2017」に選出された。 (2018年5月追記)
・上戸うどん(香川県箕浦)
・上戸うどん(香川県箕浦)/食べログ
うどんを食べに♪
観音寺周辺も有名店は多い。
だけど、場所が…。
店先にいたおじさんに聞いてみたら、ココへ。
讃岐といえば、うどん♪
セルフのうどん♪
はなまる、丸亀製麺所と関東でも珍しくなくなったけど、やはり本場。
『うまじ家』豊浜店。
・うまじ家 豊浜店(観音寺市豊浜町)/食べログ
うまじ家は近くに本店があって、そちらは一般店。
こちら2号店の豊浜店はセルフ。
超クソ暑いのに、店外にまで長い行列。
右側にも5、6人の人が待ってて、僕らはその後ろへ。
温玉ぶっかけ♪
天ぷらあれこれ。
国道11号を西条目指して♪
途中、こんな「立派」な民家。
~~~ つづく ~~~
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