ケーブルカー♪
★ケーブルカー♪
晴れ♪
暖かい。
今朝、冠雪した富士山を見た♪
頭のほうが白い富士山は美しい。
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御岳山(みたけさん)のケーブルカー。
今年、開業80周年の御岳山(みたけさん)ケーブルカー。
実際は1934年(昭和9年)12月31日開業。
事実上は2015年の今年、開通80周年。
最寄り駅はJR青梅線・御嶽駅(みたけえき)。
山は御岳山、駅名は御嶽駅。
読みは、どちらも”みたけ”。
漢字表記が異なる…、これが、混乱を引き起こす原因…。
昨年の御嶽山(おんたけさん)噴火の時は若干の混乱を…。
関東では御嶽駅、御岳山を連想してしまうため、報道ではわざわざ注釈がついた。
そんな御岳山ケーブルカー。
2008年に新型車両(3代目)に入れ替えていたため、開業80周年記念事業
として、昨年10月に車両の名前とデザインを一新、リニューアルした。
そして、来年1月からは巻上設備更新工事を行うことに。
これに伴い、2016年1月18日(月)~同年3月31日(木)の工事期間中は
ケーブルカーを運休する。
約2ヶ月半…。
運行開始は2016年4月1日(金) 始発便より。
・御岳山ケーブルカー
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ケーブルカー。
大正時代から昭和初期にかけてあちこちで開業したケーブルカー。
しかし、太平洋戦争の激化に伴い、不要不急線として、レールも車両も国
に没収されたため、そのまま廃業したり、近年は営業不振で廃業したり。
ケーブルカーなんて、どこにでもあるようで、実は意外と少ない。
首都圏の代表的なケーブルカー。
高尾山、大山、御岳山。
箱根と筑波山はおいといて…。
3社とも開業から80年~90年。
大山ケーブルカーは本来は85周年を迎えるのだが、戦時中の没収から
戦後の再開まで21年間ものブランクがあり、今年は開業50周年とした。
高尾山ケーブルカーは2年後に開業90周年を迎える。
高尾山の場合、1942年(昭和17年)にケーブルが腐食により破断して
暴走、転落し、死亡事故を起こした。
ま、この事故の教訓により、その後、安全確保の技術が格段に向上した。
御岳山ケーブルカーは今年80周年。
高尾山と大山…。
両社の売上高…、高尾山ケーブルカーは年商16億円、大山ケーブルカー
は年商2億円弱。
凄い差…。
ちなみに、御岳山ケーブルカーは年商4億円弱。
駐車場や売店、食堂も経営しているからか。
高尾山ケーブルカーは本業のケーブルカー以外に土産物屋、食堂、あの
「さる園」までも経営。
薬王院も主要株主。
一方、大山ケーブルカーはケーブルカー事業一筋。
大山は奈良時代に東大寺の初代別当(住職みたいな存在)であった良弁
によって大山寺創建。
もちろん、後に阿夫利神社も大山寺も神仏混合…。
江戸時代になり、徳川幕府と険悪な関係にあったため、大山の修験者ら
の多くが山を下ろされた。
失職した修験者らは大山詣での参拝者相手の土産物屋、食堂、宿坊を始めた。
現在、こま参道では250年以上も代々営業を続けていて、彼らの既得権益
を侵害しないため…。
それで、ケーブルカー一筋なのか…。(勝手な推測だけど…。)
・ケーブルカーwikipedia
・ロープウェイ・ゴンドラリフトWikipedia
・御岳山ケーブルカー
・高尾山ケーブルカー
・大山ケーブルカー
★大山~大山街道~246
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