豆相人車鉄道を♪
★豆相人車鉄道を♪
晴れ♪
暖かい。
今日は個人的に休み♪
GWに豆相人車鉄道の駅跡を訪ねた…。
で、電車で再訪…。
スマホをいじくっていたら、後ろにロマンスカーがいることが分かった…。
早速、スマホで特急券を購入。
本厚木からロマンスカーに。
LSE・7000形。
ロマンスカーといえども、いつものように若干の遅延…。
いや、遅延気味とでも…。
小田原駅での乗り換えは4分間のつもりだった…。
それが、2分半ほどに…。
ちょっと小走りに東海道線に。
熱海行きに滑り込みセーフ。
遠足か社会見学の小学生がわいわい、ガヤガヤ…。
5月はそんな時期でもある。
小学生たちはお隣の早川駅で下車…。
小田原漁港の見学か、あるいは、一夜城まで”遠足”か…。
そんなことを思いながら…。
根府川駅。
いつも、クルマで立ち寄る大好きな駅…。
電車から見るのも、いいな~♪
熱海駅…。
この光景はまさに熱海駅。
新幹線で通過する時もこの光景で熱海と…。
何十年も見てきた光景…。
頭に染みついてる…。
熱海駅前のビル。
東海道新幹線開通から3年後、1967年(昭和42年)に出来た。
てことは、今年は50周年…。
ビルの中は昭和レトロでいい雰囲気…。
・第一ビル名店街-ATAM IX。
熱海駅止まり…。
折り返し。
行き先表示…。
「古河」…。
こちらの人は古河なんて、どこにあるのかピンとこないのでは…。
まさかの茨城県とは…。
東海道線は東京行きが似合う…。
平日の9時半…。
いつもの賑わいは、これからか…。
豆相人車鉄道の後、熱海軽便鉄道に。
その時に活躍した熱海軽便鉄道7機関車。
■豆相人車鉄道。
1895年(明治28年)、熱海~吉浜間で開通。
翌1896年(明治29年)、小田原~吉浜間が開通したことによって、
小田原~熱海間25.6km全線開通。
1908年(明治41年)に熱海軽便鉄道に引き継ぐ。
以降、国有鉄道の熱海線がその名の通り、国府津から熱海に向かって、徐々
に西へと延伸してくる。
熱海線が真鶴まで開通した翌年、1923年(大正12年)の関東大震災により
熱海軽便鉄道、熱海線ともに壊滅的な打撃をうけ、熱海軽便鉄道は廃止した。
駅から田原本町交差点を左折。
急な下り坂を…。
途中、大江戸温泉物語が見える。
あそこが当時の熱海駅…。
ホテルの前に豆相人車鉄道・熱海駅跡のレリーフが設置されている。
□
豆相人車鉄道・熱海駅跡。
南明ホテルの頃。(現 大江戸温泉物語) 2007年2月撮影
トンネルを。
春日町交差点。
ここから国道135号へ。
大型マンションが連なる。
振り返ると。
熱海港が輝いてる。
真鶴や湯河原に”移住”するのもわるくない…。
今の家と海辺の家を行ったり来たりもいい。
で、調べてみると、熱海の物件数は圧倒的に多い。
こんな所に住むのもいいな。
そんなことを話しながら…。
馬頭観音。
昭和16年の文字…。
伊豆から西湘にかけては、北条政子と源頼朝ゆかりの名所が点在する。
秋戸郷跡。
水葉亭。
1951年(昭和26年)開業というから、65年…。
昨年閉店したが。
今年、GWから大江戸温泉物語の傘下としてリニューアルオープン。
熱海ビーチラインの赤い橋のとこから見える水葉亭は存在感があった。
伊豆山神社から眼下に見える姿も…。
最近、煩雑に折込みチラシが入る。
いいお天気♪
新緑が眩しい♪
徒歩…。
汗ばむを通り越して、汗びっしょり…。
今年初の半袖…。
もちろん、薄手の長袖も持参…。
・逢初橋/熱海市
逢初地蔵堂。
頼朝と政子の長女大姫の病気平癒を願い作られた地蔵堂。
何年前だったか、NHK大河ドラマのそんなシーンを思い出させてくれる。
急坂の途中に…。
鎌倉幕府つながり。
鎌倉にも重要な橋がある…。
行合橋(ゆきあいばし)。
今は…。
湘南海岸に面した、最も華やかなエリア♪
・鎌倉長谷寺の梅-2♪ 2011.01.30
走り湯から続く、伊豆山神社への参道…。
これからが長い長い石段…。
837段…。
以前、ここを往復したら、かなりの”運動”に…。
もう二度と…。
途中に国道135号の信号のある横断歩道。
■過去記事
・伊豆♪-2 2013.02.10
そして…。
気がついたら…。
豆相人車鉄道・伊豆山駅跡のプレートが見当たらない…。
行き過ぎた…。
少し戻ると…。
確か、これだ…。
以前は熱海市の出張所…。
ずいぶん以前に閉鎖したとは聞いていたが…。
今は地区のコミュニティセンター、つまり、公民館か…。
どちらかというと、防災センターとして…。
で、プレートはどこにもない…。
近所の商店や伊豆山郵便局などで聞いてみたが、知らないと…。
今回は諦めて…。
尚。
こちらで伊豆山駅跡のプレートが見られる。
・豆相人車鉄道跡を歩く
・廃線探索 - 豆相人車鉄道
道路の向こう側、熱海駅行きの伊豆山中央バス停。
この時間帯、1時間に1本のバス。
ちょうどバスの来る時刻。
折角だから、バスで…。
稲村バス停。
パスモ、スイカが使えるとばかり思っていた…。
そか、ここは静岡県…。
軽いカルチャーショック。
整理券を取って、運賃が上がっていくのを見つめていた。
バスに乗るのが嫌な理由…。
小銭の用意、バス会社や路線によって、乗降するドアが前だったり、後ろだったり…。
パスモ、スイカによって、それらがずいぶん軽減…。
東海バス。
小田急グループの一員で伊豆を中心に活躍。
・東海バス
湯河原駅行きで、静岡県熱海市から神奈川県湯河原町に入ったところ。
国道135号沿いにある門川八幡神社前で下車。
「熱海 本家 ときわぎ」、株式会社常盤木の広告。
わざわざ、本家と名乗らざるえない状況。
で、やはり、本家にエールを送りたい。
門川八幡神社バス停から数歩。
お地蔵様。
いや、道祖神なのだ。
「伊豆型」ともいわれ、小田原市から伊豆稲取温泉あたりまで分布している。
この行列…。
昔、若かりし頃、東池袋の大勝軒に並んだことを思い出す。
1時間の昼食時間でよく並んだものだ…。
もちろん、大勝軒で食べた日は多少の遅刻は大目にみてくれた…。
・らぁ麺屋 飯田商店
・らぁ麺屋 飯田商店/ラーメンデータベース
・らぁ麺屋 飯田商店(湯河原)/食べログ
■未来記事
・湯河原…♪ 2018.11.09
さて。
吉浜温泉場バス停。
□
吉浜。
こちらでは、先日、吉浜駅跡のプレートを撮影。 2017年5月3日撮影
※wikipediaより
吉浜沖。
海上自衛隊のイージス艦だろうか…。
電車で来る時も同じ場所に停泊していた。
ここで何を…。
今日は大勢のサーファーが…。
キムタクは…。
彼のおかげで、吉浜の知名度は相当に…。
箱根登山バス。
これも小田急グループ。
もちろん、パスモ、スイカが使えた。
終点、真鶴駅で下車。
□
真鶴駅ロータリー内には豆相人車鉄道・城口駅跡の立派な銘板が立ってる。
2013年4月撮影
よく来る西湘。
根府川、江之浦とか…。
先日、GWに来た時に知ったバス停「石名坂」。
平日しか運行していないバスの存在を知った…。
それも、聞いたことがない「石名坂」バス停~小田原駅。
石名坂。
よくよく調べたら、ウチが真鶴料金所の手前で右折して急な登坂
の松本山から県道740号に入る、あの場所…。
確かに、バスが転回できるだけのスペースがある。
その石名坂へ。
真鶴駅から行くには真鶴町のコミュニティバスしかない。
ところが、コミュニティバスだと、13:02着。
箱根登山バスの方は石名坂13:00発…。
なんということ…。
で、歩くと時間的に…。
やむを得ず、タクシーで。
1,000円ちょっと。
関連記事
・こどもの日♪ 2017.05.05
■石名坂バス停。
そうそう、この松本農園のドッグランの看板…。
ウチはクルマで坂道を駆け上がり、ここで県道740号へ。
こちらは箱根登山バスの「折り返し場」となっている。
バス会社によっては「転回場」と称しているとこもある。
バスはここで転回して根府川駅や小田原駅方面へ戻るのだ。
いつもクルマで土日に通過するだけだったのだが…。
バス停は各所にあるのに、バスを見かけたことがないと思ってた。
ある日、撮ってきたバス停時刻表の写真を見て愕然…。
土曜、日祝は「運行いたしません」とはっきり書かれている。
つまり、平日オンリーの運行。
そして、こちら石名坂バス停が終点…。
こんな山の中(失礼…)のバス停が終点とは…。
てっきり、真鶴駅あたりまで結んでいるのかと思っていた。
ただし、ここから真鶴駅までは真鶴町コミュニティバスが運行されている。
本数は少ないけどね…。
・こどもの日♪ 2017.05.05
箱根登山バス。
土日祝日は運行なし。
平日は1日上下各10本。
・コミュニティバス/真鶴町
こちらで駅弁を♪
熱海駅で買った駅弁「鯵と小鯛の押寿司」。
熱海駅では、いつも、東華軒の駅弁だったので、今回もかと思ったのだが…。
よく見たら、大船軒のだった…。
なんか、いつもと違う味…。
絶妙な塩加減と、鯵や小鯛があまりに大きくて、その美味しさに大満足♪
行き先が小田原駅行きに変った。
出発まで15分。
乗車させてくれて、車内で。
もちろん、パスモ、スイカでOK。
□
途中、江の浦バス停を通過。
豆相人車鉄道・江之浦駅跡。 2017年5月3日撮影
□
現在の根府川駅よりも江之浦寄り。
根府川駅跡。 2008年10月撮影
いつも、クルマで走る県道740号。
平日しか運行していないバスなので、バスを見たことがない…。
そんな、初めてのバスからは、いつもと違う風景に見えて新鮮♪
根府川駅で下車。
・根府川駅wikipedia
ここから徒歩で…。
閉店してしまったペッシェグロッソ…。
どうなるのか…。
豆相人車鉄道から熱海軽便鉄道になり…。
一方…。
国有鉄道としての熱海線が根府川、真鶴まで開通した翌年、大正12年(1923年)
関東大震災で鉄道事故としての大災害…。
根府川駅構内にも関東大震災殉難碑が立っているが、こちらにも。
現在のスルガ銀行の創業者で、62年間も頭取を務めた岡野喜太郎氏の妻と娘
は湯河原に湯治にゆく途中で犠牲に。
東海道線の早川駅寄りの法面下に、五輪塔の慰霊碑と思われる一角が…。
いろいろな資料では真鶴駅寄りの場所と記載されているが…。
こちらには静岡県の住所、岡野氏の名前なども刻まれている。
どうみても、こちらの慰霊碑かと思われる。
市道に入る。
センターラインはそこまで。
あとは1.5車線ほどの道路。
いつもの米神あたり。
正面にお馴染みの「浜屋」が見える。
この国道135号、通過する集落とのコントラストが面白い。
米神漁港。
手前の建物は「浜屋」。
食事処、土産物など、いつも賑わう店。
・浜屋
・浜屋(小田原市米神)/食べログ
米神あたりの越波対策工事現場…。
下り線は一段高いとこに。
これが正規ルートなのか、それとも、暫定なのか…。
不自然…。
ところが、かさ上げが正規の工事なんだとか。
現在は海側の下り車線だけがかさ上げされているが、今後、山側の上り車線
もかさ上げされるとか。
・波対策3mかさ上げ - 国道135号・米神の一部区間/タウンニュース
おっ。
猿…。
最近、このエリアでは猿によるミカン畑などの猿害が…。
そうそう…。
マップを見ていて、気になること…。
マップでは、この鈴廣かまぼこ石橋店が出てこない。
石橋公民館と表示…。
なぜ…。
店を出て、石段を降りてみた。
1階だと思っていた店舗は…、実は2階だった…。
階下にも…。
納得…。
ようやく、すっきりした…。
こちら…。
お馴染みの石橋合流部…。
今日はバイパスから合流するクルマがいない…。
紀伊神社。
地元では「木の宮さん」と呼ばれ、昔から木地師の信仰が厚い。
祭神の惟喬親王は9世紀中頃、都を追われ、伊豆に遠流された。
途中で嵐に遭い、国府津に流れ着いたことから、こちらに住みついた。
伴の者が木地細工を作って生計を立てた。
つまり、箱根細工の元祖であることから、木地師たちの信仰を集めた。
惟喬親王がこの地に流れつかなかったら、箱根細工は存在していなかった
てことか…。
また、185系。
こちらでは、しょっちゅう185系に遭遇する…。
国道135号へ。
この先は小田原漁港。
GWに訪れた時は酷い渋滞だった…。
今日はがらがら…。
紀伊宮下バス停。
滅多にないバス…。
タイミングよくバスが来る時刻。
こちらからバス…。
10分かからず…。
国道135号の終点、早川口から国道1号に右折。
100m足らずで早川口バス停。
こちらで下車。
豆相人車鉄道。
明治28年(1895年)、熱海駅~吉浜駅間が開通。
翌明治29年(1896年)、小田原駅~吉浜駅間が開通して、25.6km全線開通。
上の写真の手前を左折すると。
現在の国道135号に該当する道路はなく、こちらに豆相人車鉄道は敷かれ、
旧 早川橋の方へと進んだ。
この写真の右手の建物あたりに小田原駅が設けられた。
手前の八百屋さんで湘南ゴールドを見つけて購入。
しばらく、湘南ゴールドを食べられる♪
2軒目の店は片野呉服店。
こちらには豆相人車鉄道の資料、ジオラマなどが展示されている。
・豆相人車鉄道について/お城南通り商店会
ところで…。
豆相人車鉄道は軽便鉄道に変貌する…。
そして、国有鉄道側は熱海線を敷設していく。
そんな状況を描いたとされる芥川龍之介の小説「トロッコ」。
大正11年(1922年)が舞台だとすれば、熱海線の敷設工事を舞台
に繰り広げられたと解釈できる。
この年、小田原~真鶴駅間が開通し、その先への延伸工事が行われていた。
その翌年、大正12年には関東大震災がおこり、壊滅的な打撃を受ける。
・トロッコ/芥川龍之介
さて…。
帰路に…。
小田原駅への近道。
星槎城山トンネル。
トンネルは比較的新しく、歩道もしっかり作られている。
この先に足柄街道との交差点が。
伊勢原駅~愛甲石田駅間では新東名の工事が進んでいた…。
新東名を東京まで通すならともかく…。
そうでないなら、こっちまで延伸させないでいいのに…。
中途半端に延伸するくらいなら、御殿場JCTまでで充分…。
つまり、今のままで…。
平日…。
徒歩とバス、平日だけ運行しているバスなどを乗り継ぎ、豆相人車鉄道
を辿ってみた。
西湘に魅せられはじめた頃は豆相人車鉄道のルートが絶望的に遠い
存在として見えた…。
それが、何度も訪れているうちに、実現可能な存在に思えてきた。
豆相人車鉄道は12、13年ほどの短い期間ではあったが、その存在意義
は充分に認められて然るべきかと。
そして、熱海軽便鉄道へ。
関東大震災を経て、国有鉄道である熱海線の実現。
昭和9年(1934年)、丹那トンネル開通による、東海道本線としての
海側ルート開通へ。
東海道本線という日本の大動脈が現われるまでの御殿場ルート、山北駅、
豆相人車鉄道、熱海軽便鉄道などが果たした役割の大きさを思う。
■こちらはシンプルで分かりやすい。
■参考サイト
・離れの宿 星ヶ山・根府川
・熱海鉄道wikipedia
・豆相人車鉄道跡を歩く
・廃線探索 - 豆相人車鉄道
・豆相人車鉄道廃線跡を歩く-1
・豆相人車鉄道廃線跡を歩く-2
■関連記事
・GWのお出かけ~♪ 2017.05.03
・江之浦~根府川のおかめ桜♪ 2012.04.01
・豆相人車鉄道の旅…かな♪ 2011.03.05
豆相人車鉄道のパンフはこちら…。
・etc.♪ 2011.03.06
■
西湘エリア関連記事
・江之浦測候所へ♪ 2018.01.26
・湘南ゴールドを♪ 2017.03.25
・福浦漁港・みなと食堂♪ 2017.03.04
・湘南ゴールドを♪ 2017.01.27
・真鶴~熱海♪ 2016.11.26
・小田原城♪ 2016.10.15
・西湘へドライブ…♪ 2016.07.02
・熱海へ♪ 2016.04.30
・熱海♪ 2016.03.12
・湘南ゴールドを♪ 2016.02.06
・鯵が食べたい♪ 2015.07.25
・根府川へ…合流部、驚愕の新事実…♪ 2015.03.28
・湘南ゴールドを♪ 2015.02.07
・国道135号根府川合流部改良工事完成へ♪ 2015.01.15
・真鶴♪ 2014.09.13
・お花見…根府川・江之浦へ♪ 2014.04.05
・真鶴&湯河原♪ 2013.11.03
・湘南ゴールドを♪ 2013.04.27
・桜を見ながら江之浦へ♪ 2013.03.23
・江之浦~真鶴♪ 2012.05.04
・江之浦~根府川のおかめ桜♪ 2012.04.01
・江之浦へ♪-2 2012.03.03
・江之浦へ♪-1 2012.03.03
・バラとケーキとレモンワイン/一夜城♪-2 2012.02.18
・バラとケーキとレモンワイン/一夜城♪-1 2012.02.18
・豆相人車鉄道の旅…かな♪ 2011.03.05
・東海道本線&絶景イタリアン♪ 2008.10.12
・湘南ゴールド♪ 2009.03.02
・湘南ゴールド♪ 2007.03.18
・湘南の潮風~♪ ✨
| 固定リンク
コメント