小田急ロマンスカーSE 就役60周年♪
★小田急ロマンスカーSE 就役60周年♪
晴れ♪
今日も暑い…。
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ロマンスカーSE(初代3000形)就役60周年♪
小田急ロマンスカー「走る喫茶室」限定復活、「SE」デビュー60周年で。
小田急は特急ロマンスカー「SE」(3000形電車)が今年、就役60周年を
迎えることから、記念キャンペーンを展開すると発表した。
「SE」は1957年(昭和32年)年に登場。
流線形でバーミリオンの色をした車体、車両連結部に台車(車輪のある部分)
を配置した連節構造の採用など、それまでの車両とは一線を画す特徴的
な車両。
東海道本線で行われた走行試験では、狭軌(レールの間隔が1,435mm未満
の線路)での速度世界一である145km/hを記録した。
この車両の登場がきっかけで「鉄道友の会」ではブルーリボン賞が創設され、
1958年(昭和33年)年に第1回「ブルーリボン賞」が贈られた。
なお、「SE」は1992年(平成2年)に引退…。
今回、7月6日(木)から8月31日(木)までの期間に展開される「ロマンスカー・
SE 就役60周年キャンペーン」では、ロマンスカーの車内で、記念パッケージ
の「お弁当」(800円)や「ロマンスカーオリジナルグラス」(1,300円)などが
販売される。
7月6日(木)と7日(金)には、過去に車内販売を行っていた日東紅茶と森永
エンゼルの制服を着たアテンダントによるシートサービス「走る喫茶室」(車内
販売)が以下の列車で復活。
当時好評だったというプリンとアイスココアも販売される。
■「走る喫茶室」実施列車
下り
「スーパーはこね13号」(新宿10時10分発)
「はこね29号」(新宿13時30分発)
上り
「はこね14号」(箱根湯本11時44分発)
「はこね30号」(箱根湯本15時27分発)
小田急の各駅に貼られたロマンスカーSE 就役60周年記念のポスターが目を引く。
ロマンスカー。
その一翼を担った特急『あさぎり』。
JR東海371系も加えてほしいとこだが…。
小田急ロマンスカーRSE・20000形の「あさぎり」と並び、JRらしく”きりっ”と
した車両で御殿場線ルートの人気ものだった♪
SE 就役60周年記念ロゴ。
・SE就役60周年記念特設サイト/小田急
・SE就役60周年記念イベント - ニュースリリース/小田急
・小田急3000形(初代)Wikipedia
・小田急ロマンスカー♪
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ウチが小田急線沿線に”移住”してきたのは30年程前…。
息子たちは幼稚園の遠足で向ヶ丘遊園や江の島に行く時、ロマンスカーの貸切り
だった…。(複数の幼稚園で貸切る方式)
それが、このロマンスカーSE・3000形だった…。
二男の時はNSE・3100形だった…。
当時、LSE・7000形やHiSE・10000形といった、カッコいいロマンスカー
が続々とデビューしたばかり…。
SE・3000形での遠足は、そういう意味では若干ブーイングだったのだ…。
今ではよい思い出なのだが…♪
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相鉄線ホームより小田急・海老名電車基地を。
左から、ロマンスカー3000形(SE)、3100形(NSE)、7000形(LSE)、
60000形(MSE)。
いちばん手前には、当時デビューしたばかりの4000形。
2007年10月撮影
・小田急ファミリー鉄道展♪ 2007.10.21
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小田急、保存ロマンスカーなど一部を解体へ…
SE就役60周年の一方、解体のニュース…。
小田急電鉄が、車両基地に保存している歴代ロマンスカーなどの保存車両
を一部解体することが7月6日、明らかになった。
2018年3月の複々線化完成に伴う増発のため、車両の収容スペースが
不足することが理由。
小田急は「苦渋の決断。保存している車種は必ず残していくという前提で、
複数ある車両については一部を解体することにした」と説明している。
現在、小田急が保存している引退車両は全部で8形式。
特急ロマンスカーが3000形SE、3100形NSE、10000形HiSE、20000形
RSEの4形式、一般車両がモハ1形、2200形、2600形、9000形の4形式で
、ロマンスカー全車種と2200形は複数の車両を保存している。
3000形は新幹線の開発にも影響を与えた歴史的な車両で、そのほかの車種
も、鉄道愛好家団体「鉄道友の会」が優秀車両に贈る「ブルーリボン賞」や
「ローレル賞」を受賞した車両がほとんどだ。
これらの車両は、3000形SE車が海老名車両基地(神奈川県海老名市)の
専用保管庫にある以外は喜多見電車基地(世田谷区)に置かれている。
6月下旬、10000形HiSEが喜多見から大野総合車両所(神奈川県相模原市)
に回送され、何らかの動きがあるのではと鉄道ファンの話題を呼んでいた。
一部車両を解体するのは、6両ある3100形、3両ある10000形と20000形
、2両ある2200形の4形式。
3000形も5両あるが、今回は喜多見電車基地のスペース確保が理由のため、
同形式については「具体的には決まっていないが、現状のまま」(小田急)という。
関係者によると、3100形は先頭車2両と中間車1両、10000形は先頭車1両
、20000形は先頭車と2階建て中間車1両、2200形は1両を残す予定だ。
展望室のあるロマンスカーの先頭車や2階建て車両などの特徴ある車両は
少なくとも1両ずつ残ることになる。
来春の新型ロマンスカー登場にともなって引退する見込みの7000形LSE
については「現時点では明確に答えられない」(小田急)としている。
保存車両の一部解体は、2018年3月の複々線化に伴うダイヤ改正で列車
を増発するため、車両基地に収容スペースが必要になることが理由。
同社によると、今後の保存場所については検討中で具体的には決まって
いないが「一部はやむを得ず解体するものの、歴史的価値があり人気の高い
これらの車両はしっかり後世に伝えていきたい」と話す。
今回、一部の車両を解体しても小田急の保存車両は計15両あり、私鉄による
車両保存としては規模が大きい。
同社も「歴史的価値と人気の高いこれらの車両を広く後世に伝えたい」として
いるだけに、今後はぜひ一般に向けた展示・公開の機会が増えることを期待
したい。
・小田急、保存ロマンスカーなど一部を解体へ/東洋経済オンライン
ま、確かに、大野では10000形HiSEが姿を現して、何ごとかと…。
長らく目撃されていた20000形RSEの残骸はいつの間にか姿を消した。
ま、今後、解体線には動きが出てくることだろう…。
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