CAR and DRIVER11号♪
★CAR and DRIVER11月号♪
晴れ♪
ちょっと汗ばんだ…。
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CAR and DRIVER11月号♪
新車情報。
ホンダN-BOXフルモデルチェンジ、スズキ・スイフト・スポーツ、
マツダ・CX-8デビュー。
試乗記。
スズキ・エスクード1.4ターボ、トヨタGRシリーズ、シトロエン・C3シャイン。
特集。
2017最新Kカー白書。
興味をそそったのは…。
Kカーのカスタムカー・グラフィティ。
シトロエン・バス仕様とかワーゲンバス仕様などなど…。
復刻版カタログ。
1970年ホンダNⅢ360。
1991年マツダ・プロシード。
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ホンダNⅢ360。
Nコロがデビューしたのは1967年(昭和42年)。
僕は子供だったけど、このクルマはいつか手が届きそうな存在として
現実的な憧れをもって見つめていた。
高校生の頃、現職の弁護士までもがグルになったユーザーユニオン事件
が発生して、ホンダは軽から一時的に撤退するキッカケとなった。
Z(ホンダ)やライフもよかった…。
大学生の頃、シビックがデビューして…♪
軽には目がいかなくなった…。
ホンダNⅢ360。
『軽』…。
僕の叔父は軽免許を取得していた…。
16歳以上で取得できた。
実技があったかどうか…、定かではない…。
ま、そんな時代…。
軽免許、1968年(昭和43年)まで存在していたのだが…。
1965年(昭和40年)に法改正があり、3年後の1968年に軽免許証を
廃止することとなった。
これは、軽免許は16歳、普通車免許は18歳から取得できるという、
2年の差を考慮しての措置。(と言われている…。)
1968年、軽免許は「普通自動車免許証」に統合され、免許証の
条件等に「普通車は軽車(360)に限る」と言う限定付きになった。
そう、当時の軽とは360cc以下に限定。
その後、「普通免許審査未済解除」をした人は限定が解除された。
辺見マリさんは、高校2年生の時、17歳で免許取得してホンダN360
で通学していた話はあまりに有名。
ところで…。
上のカタログを…。
白地に緑の文字のナンバー。
さらには”8”ナンバー。
軽なのに、お馴染みの黄色いナンバーではない…。
当時の360cc以下の乗用軽四輪自動車はこんなナンバー…。
サイズは見ての通り、小さめ。
貨物軽自動車は”6”ナンバーだった。
これは、原則1974年(昭和49年)までに製造された軽自動車(360cc以下)
に付けられた小板と呼ばれるナンバープレート。
もちろん、末期には”8”、”6”ナンバーから”88”、”66”ナンバーに…。
これで、察しがついた方もいるだろうが、普通車の”55”ナンバーがパンク
して”77”ナンバーに拡張していった時期があった。
そう、この”66”と”88”の谷間が空いていたのだ…。
行政って、案外いい加減なもの…。
1975年(昭和50年)からは現行と同じく黄色地に黒数字のナンバーが
交付される。
蛇足ながら、1976年1月には360ccの生産は終わった。
軽の旧車の集まりに行くと運輸支局の頭一文字ナンバーとか、下のような
旧態依然としたナンバーが見られる…。
白い小さなナンバープレートの”軽”を見かけたら、それは、42年以上前
に作られたクルマ…。
1975年(昭和50年)…。
高速道路はというと…。
名神と東名くらいしかない時代。
もちろん、首都高は次々と路線を増やし、延伸、延伸…。
後発の関越や中央自動車道などの開通も控えている。
そんな折り、ETCのない時代、料金所の料金収受員たちは軽と普通車
の区別を目で判断するのだが、白地に緑文字、緑地に白文字ばかりでは
誤徴収が発生…。
この誤徴収防止の観点から軽のナンバープレートは”大きな”黄色いナンバー
プレートに変更された。
これなら、一目で軽と普通車の区別がつく…。
だから…。
黄色いナンバープレートは「不格好」、「無粋」との悪評ばかりが目立った
が、料金所の皆さんには歓迎だった…。
・軽自動車
・ホンダ・N360 Wikipedia
近所で見かけたスバル360。
こちらは47年以上前のクルマ…。
デビューは59年前だけど、これは、比較的後期のタイプ…。
湘南ナンバーはずっと後なのに…。
白地に緑文字の”湘南88”ナンバーに首を傾げた…。
管轄の運輸支局(軽自動車協会かな…)が変ったら、それなりに継承させた
のか…、はたまた、なんらかの変更等の手続きをしたのか…。
恐らく、後者だろう…。
2012年5月撮影。
近所のスーパーの駐車場で見かけた…。
Nコロ♪
これは、ほとんど目にすることのない希少車…。
ホンダ・N360。
3ドア・ライトバン。
八王子”66”ナンバー。
つまり、貨物軽(360cc)のナンバー。 2016年10月撮影
ところで…。
この小板と呼ばれる白いナンバープレート…。
これは、現在の軽自動車ではなく、1975年(昭和50年)まで製造されていた
360ccの軽自動車には現在でも、この小板の白いナンバープレートが交付
されるのだ。
もちろん、”66”や”88”ナンバーで…。
例えば、ナンバープレートの盗難(ナンバー変更となる)とか、汚損、破損
などで再交付される場合など…、もちろん、ナンバー変更の場合も。
決して、黄色いナンバープレートではないので…。
もっとも、このナンバープレートを付けているクルマは車齢42年以上だという
ことをお忘れなく…。
相当に希少車…。
最敬礼してあげて…。
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