旧東海道・藤沢宿♪
★旧東海道・藤沢宿♪
晴れ♪
午前中は涼しかったが、午後からはそこそこ暑くなった…。
■
いつも通過するだけの藤沢宿…。
ようやく訪ねてみた…。
いつものように国道467号を南下。
白旗神社から歩くことに。
源義経をおまつりする神社。
・白旗神社
旧東海道。
現在の国道467号沿いに藤沢宿があった。
藤沢本町駅の近く、県道43号藤沢厚木線。
藤沢宿の西の玄関、京見附(見張り番所)。
東側は遊行寺の近くに江戸見附があり、その間の約1.5kmが藤沢宿。
よくよく見ると、この通りは電信柱がない。
そして、トランスボックスにはこのようなラッピング。
側面には浮世絵や明治時代の写真などがラッピングされている。
こちらは明治時代の写真。
左の写真は藤沢郵便局と記されていた。
・藤沢宿のトランスボックスにラッピング 2014年3月/タウンニュース
・トランスボックス・ラッピング
時代を感じさせる土蔵。
狭い路地の奥には。
荘厳寺。
さらに進むと。
先程の荘厳寺の墓地や常光寺、英勝寺の墓地に囲まれたエリア。
その一角に義経の家来である弁慶塚が。
井本菓子舗。
小さな店だが、”一つ火”は有名なお菓子。
”一つ火”と大きな”栗の里”を。
”一つ火”とは、遊行寺の法要のひとつ、「御滅灯」(一ツ火)をモチーフ
にした和菓子。
「御滅灯」(一ツ火)は11月27日に行われる。
上品な甘さが美味しかった。
・「御滅灯」(一ツ火)/遊行寺
・井本菓子舗(藤沢本町)/食べログ
1890年(明治23年)創業の老舗。
しかし、来年1月からは由来とおり遊行寺の近くとか、境内とかに移転する
とのこと…。
・問屋場跡
味のある建物…。
※追記(2018年9月)
数ヶ月前か、この古い建物が忽然と消えた…。
そして、こちらは。
内田商店本店。
・内田商店本店
福田屋人形店。
息子たちが幼い頃、一度、訪れたことがある。
左の建物は宿場町を意識したひさし。 ハマ銀藤沢寮。
紙・茶問屋を営んでいた桔梗屋。
藤沢に現存する唯一の店蔵。
現在、7代目が洋紙問屋を営む。
ラーメン”OKAWARI”の前には蒔田本陣跡のプレート。
・蒔田本陣跡
こちらも気になっている…。
”さつまや本店”…。
・さつまや本店
履物店だった石曽根商店。
・旧石曽根商店
・石曽根商店
藤沢橋の手前…。
境川に架かる大鋸橋(遊行寺橋)。
えっ…。
神社のような…。
遊行寺。
時宗総本山・藤澤山 無量光院 清浄光寺。
惣門。
いつも、遊行寺坂からしか見たことないから…。
こんな光景とは…。
で…。
時宗…。
北条時宗(ときむね)…??
いやいや、時宗(じしゅう)という宗派。
あまり馴染みはないのだが、あの一遍上人が開祖といわれる。
全国的にも少数派のようだ…。
岡山県、徳島県、高知県、佐賀県、長崎県、沖縄県には時宗の寺は存在せず、
青森県や大分県のように1つしか存在しない県も少なくないのだとか。
・時宗総本山・遊行寺
・時宗wikipedia
さらに進む。
今日はフリマ、骨董市が開催されていた。
開山700年ということで、境内は改修工事が…。
箱根駅伝でもお馴染みの光景。
遊行寺坂。
少し先には江戸見附跡が。
そして、ここは遊行寺坂から遊行寺への出入り口。
江の島弁財天道標。
江戸時代…。
江戸の人々の信仰とレジャーといえば、お伊勢参りが最大級のイベント。
そこまで豪勢ではないが、充分に信仰とレジャーを楽しめるとこは、大山詣り
と江の島への参詣。
藤沢宿から江の島へ参詣する人々が歩いた江の島道。
この道の岐路に道しるべとして立てられた道標が今も残っている。
鍼術の考案者で江の島弁財天を厚く信仰した杉山検校が「多くの参詣者が道
に迷うことが ないように」と約4キロの道周辺に48基の道標を建立した。
そのうち11基を今も目にすることができる。
いずれも火成岩製の尖頭角柱形で、多くが三面に「一切衆生」、「えのしま道」、
「二世安楽」の文字を刻んでいる。
左側には「二世安楽」、右側には弁財天を表す梵字(ぼんじ)と「ゑのしま道」
が読み取れる。
この裏側には「一切衆生」の文字が刻まれていた。
ところで…。
杉山検校…、どこかで見た名前…。
そうそう、江島神社の赤い鳥居のとこから右手の赤い橋・御幸橋のたもと
にある江の島市民の家の裏手にある墓…。
あのお墓は杉山検校の墓…。
但し、こちらの墓は検校の一周忌に弥勒寺から分骨したのだとか…。
なぜ、わざわざ…。
江の島弁財天の信仰と、江の島参詣に貢献したからか…。
江の島下道に架かる御幸橋。
静寂な下道…、この先には賑わう参道や交番、江島神社の赤い鳥居がある。
左手手前の出入り口を左に入ると、杉山検校の墓がひっそりと佇む。
2017年6月撮影
・江の島のあじさい♪ 2017.06.24
・江ノ電まちナビ2016早春号♪ 2016.03.07
・江の島弁財天道標
歌川広重、東海道五十三次・藤沢。
この鳥居は「江の島一の鳥居」であり、遊行寺を背に大鋸橋(現、遊行寺橋)
あたりが大山詣や江の島詣の参詣者で賑わったことを表している。
こんもりとした山は、遊行寺。
江の島一の鳥居。
当時、大鋸橋(現、遊行寺橋)のたもとにあった。
・江の島一の鳥居跡/ふじさわ宿交流館
・ふじさわ宿交流館
・東海道への誘い(神奈川県)/国土交通省 関東地方整備局 横浜国道事務所
・江の島道 wikipedia
■
そろそろ、13時…。
ランチしないと…。
何食べよう…。
藤沢駅の方に向かい、あれこれ…。
ん、なんか…♪
まだ新しそう…。
店内は清潔の一言。
そして、お洒落♪
女性だけ2、3人のグループも違和感なしだった…。
いや、違和感なしどころか、そちらの方が似合ってる店。
もちろん、一人でも全然OKの雰囲気。
いわゆるラーメン屋の客層とはちょっと異なり、小奇麗なお洒落さん…♪
厨房も広々としていて、見ていても爽快。
ハーフの担々麺&ミニ・チャーシュー丼を。
辛さは”1辛”に…。 すみません…、小心者なので…。
ハーフといっても、値段もボリュームも普通の2/3ほど…。
従って、不完全燃焼にはならなかった…。
そして、かなり美味しかった♪
らーめん…。
といっても、担々麺なら然程、罪悪感はないし…♪
オープンしたてかと思ったのだが。
ネット情報では2014年11月オープン。
・YUTORI - ゆとり(藤沢駅)/食べログ
藤沢駅北口から南仲通り交差点へ。
このラーメン二郎も行列が長い…。
14時過ぎでも、この行列…。
いやいや、二郎の場合、店内にも12、3人がお行儀よく並んでる…。
いつも、クルマで通過するだけ…。
こちらの宣伝…。
湘南藤沢の手作りパンBoulangerie NOLAN Hatta(ブーランジェリー ノーラン
ハッタ)では伝統的なフランスパンをはじめ、ライ麦パン、その他食パン、菓子パン
など、パンの種類によって小麦粉を自家ブレンドさせています。
ここは藤沢本町本店。
・ノーラン本店(藤沢駅)/食べログ
青空~♪
■
帰路。
岸田果樹園へ。
小田急線長後駅からクルマで5分ほど。
高倉中学校のすぐ隣、築350年の立派な長屋門が目印。
・岸田果樹園
・長後♪ 2016.09.10
藤沢宿マップ。
江戸見附から京見附(上方見附とも)の約1.5kmが藤沢宿。
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