三岐鉄道 北勢線に乗った♪
★三岐鉄道 北勢線に乗った♪
5月17日(木)。
晴れ♪
暑かった…。
■
今日は…。
憧れの三岐鉄道北勢線に乗った♪
楚原駅(そはら)にて。
■
朝、自宅を出て246へ。
すぐに朝のラッシュに…、ピークの時間帯でひどい渋滞…。
厚木インターを選んだのが裏目に出た…。
東名に乗ったのは1時間も経ってから…。
秦野あたりでちらちら見えた富士山は山頂だけ雪が…。
大井松田インター付近では完全に隠れてしまった…。
東名、新東名とも快適。
新東名の運転は「楽」の一語…。
愛知県に入ってすぐ、長篠設楽原PAへ。
PA内には合戦に関連したものがあれこれ。
PAには珍しく、ハイキングコースが設けられている。
但し、下りのみ。
長篠・設楽原の合戦。
ここは、織田信長戦地本陣跡で、こんもりとした茶臼山へ。
茶臼山稲荷祭ののぼり…。
・織田信長戦地本陣跡はこんなとこ
このPAで不思議なものを発見…。
鎌倉ハム…??
「愛知県民なら誰でも知ってる…。」…。
まるで、神奈川県民に喧嘩でも売ってるような…。
桑名でも、同じような鎌倉ハムを見た…。
鎌倉ハム…。
僕ら首都圏の人間が思ってる鎌倉ハムって、”鎌倉ハム富岡商会”のこと。
でも、鎌倉ハムって、色々あることを知った…。
ルーツは同じ…。
現在の鎌倉市ではなく、隣接していた横浜市戸塚区上柏尾町(当時は鎌倉郡)
の英国人技師ウィリアム・カーティスの技法が発祥。
後に日本人にもその技法が伝授され、その第一人者が現横浜市戸塚区
の名家・斉藤家。
その後、関東大震災を経て、斉藤家が愛知県に移住したというのが真相らしい。
・★S印 鎌倉ハム
明治33年創業を謳っている。 てことは、1900年。
・鎌倉ハム富岡商会
・鎌倉ハム(名古屋市)Wikipedia
・鎌倉ハム wikipedia
■
湾岸長島PAでランチ。
長島スパーランドのジェットコースターやゴンドラが大きく迫る。
僕が小学生の頃、夏休みに泊まりにきて、まだ小さな遊園地レベルだった頃の施設
で遊んだ記憶が鮮明に残っている。
そして、桑名インターで降りて、いよいよ…♪
JR関西本線や近鉄名古屋線、養老鉄道養老線が乗り入れる桑名駅
と隣接する三岐鉄道北勢線の西桑名駅へ。
三岐鉄道北勢線。
大正3年(1914年)、楚原駅までの14.5kmが軽便鉄道として開通。
大正5年(1916年)には全線開通。
日本に3本しかない線路・ナローゲージの路線。
「ナローゲージ」とは、線路幅(ゲージ)が国際標準軌1,435mmよりも
狭い(ナロー)鉄道をいう。
1,435mmといえば、日本では新幹線や近鉄の名古屋線などがある。
国内の鉄道では、JRが採用している1,067mmのゲージよりも狭い線路幅
の鉄道を指すことが多い。
昔は国内各地で運行されていたが、昭和40年代までにそのほとんどが
廃止され、現役で残っているのは北勢線、内部・八王子線と黒部峡谷鉄道
(愛称:トロッコ電車)の3路線のみ。
・狭軌 wikipedia
・三岐鉄道北勢線 wikipedia
・三岐鉄道
・三岐鉄道北勢線
桑名駅、西桑名駅では3種類のゲージが見られる。
新幹線と同じ広軌の近鉄名古屋線1,435mm、JRの1,067mm、
そして、ナローゲージの三岐鉄道北勢線762mm。
確かに線路幅は狭いし、電車そのものが小ぶり。
身長の高い人は頭をぶつけている様子を何回も目撃した。
阿下喜行き。
・三岐鉄道北勢線 wikipedia
すぐ隣にJR東海関西本線の「快速みえ」鳥羽行きが出発した。
その向こうには近鉄名古屋線の電車が見えた。
それらの路線、関西本線は一足早く開業。
近鉄や三岐鉄道北勢線などはほぼ同時期に開業。
北勢線は1914年(大正3年)、楚原駅まで開業。
開業104周年。
紆余曲折の末、近鉄傘下にあったが、累積赤字のため、廃止の意向を
打ち出す。
2003年より10年間の期限つきで地元自治体の支援の受け、三岐鉄道
が運営を承継。
できれば、ずっと続いてほしい路線。
乗客もそこそこ…。
大きなパンタグラフ…。
それは、電車線(架線といったほうが分かりやすい)の高さが制限されていて、
車両が小さくても、架線の高さが普通の鉄道と同じレベル…。
よって、パンタグラフを大きくするしかない…。
在良駅で交換。
そして…。
やけに目につく麦畑…。
国内産の小麦とかは、パン屋さんのニーズが高いと…。
米よりも儲かるのかも…。
麦秋(ばくしゅう)…。
不思議な言葉…。
ムギの収穫期である初夏を表す言葉。 夏の季語。
そう、まもなく収穫期…。
梅雨入り前に収穫しないと…。
改札を出ると、こんな光景。
昭和のまち…♪
そんなフレーズがぴったり…。
ウォーキングされてる人たちもいた…。
ウチはそのごく一部を歩いた。
玄関に正月飾りが…。
きっと外すの忘れているんだよ…。
ところが、隣もあっちもこっちも…、ほとんどのお家の玄関には正月飾り。
”笑門”の文字が入ったお飾り。
どうやら、これはこの辺りの風習だろうかと…。
「しめ縄」…。
三重県のエリアによっては、民間信仰との関係で多くの家庭で、厄災除け
として、一年中玄関前に掛けているのだとか…。
愛知県の一部や宮崎県高千穂町などでもそのようだ。
北勢線のねじり橋、めがね橋は1916年(大正5年)に竣工された。
そして、2009年にどちらも土木遺産に認定され、そのプレートが貼られていた。
・ねじり橋、めがね橋が土木遺産/三岐鉄道
八幡神社前の踏切を通過してきた。
楚原駅のほうから下りの電車。
三岐鉄道北勢線開業100周年にちなんだ復刻カラーの車体。
車体の上下に塗り分けられたクリーム色と緑色、旧北勢線の復刻カラー。
昭和30年代、北勢線が三重交通の傘下にあった頃の塗色。
三重交通色。
そういえば、三重交通のバスといえば、白と縁…。
電車もか…。
270系電車。
ただし、内部線・八王子線用に製造された260系の流れをくむ277形電車。
こちらの顔は昭和30年代のレトロな顔つき。
それもそのはず、1959年(昭和34年)製造。
200系(200形ク202)。
地図によっては、護国神社と表記。
ところが、護国神社は小さな祠。
八幡神社の前に青い球体とペンシル型の物体が…。
球体には海軍中将の文字。
なんと、球体は機雷、ペンシル型は砲弾。
戦争中の遺物…。
・員弁八幡神社
隣には大きな八幡神社。
境内を横切る北勢線。
時間がたっぷり…。
ほぼほぼ30分待ち…。
じゃ、電車型のキーホルダーを。
この路線では数少ない駅員がいる有人駅。
有人駅といっても、どうみても、1人…。
無人駅も有人駅も完全自動改札。
ワンマン運転といえども、これなら出札業務は不要なので、効率よい。
これは、他の路線でも参考になるような投資かと…。
もっとも、それなりに利用者がいるから出来るともいえる。
今回は「1日乗り放題パス」…。
これは、ただの紙切れなので、自動改札は不可…。
有人駅の場合、駅員に言って、自動改札の隣の小さなゲートを
開閉してもらう。
無人駅の場合は…。
すごい…、券売機、精算機にあるインターホンをとり、乗り放題パス
であることを伝え、乗り放題パスの日付面を上にしてカメラのある台(多分…)
に乗せて、駅員に確認してもらい、ゲートを開閉してもらう仕組み。
ようやく…。
ここから、2駅先の終点・阿下喜駅まで。
この車両。
先頭車両は非冷房車だが、2両目、3両目は冷房車。
この見た目が特徴。
ところが、後付けされたこの冷房装置。
大きい上に相当に重量があり、アンバランスなのだとか…。
終点、阿下喜駅。
こちらの軽便鉄道博物館には昭和6年製造の車体を修復して屋外展示
しており、博物館開館日は無料で乗車することができる。
開館日は毎月第1・3日曜。
車体カラーはマルーンレッド、近鉄の車体で用いられる色。
北勢線は所有会社が何回か変わってきた経緯から、車両の色は、
三重交通のクリームとグリーン、近鉄のマルーンレッド、そして、
現在の三岐鉄道のイエローとオレンジ変遷してきた。
軽便鉄道博物館のミニ電車「ホクさん」は世界最小の本物の電車で、
その線路幅はナローゲージの半分15インチ(381mm)。
博物館開館日なら無料で乗れるとか。
ミニ電車「ホクさん」のことは…。
・世界最小15インチ線路の電車
昭和6年製造とは…。
そして、後ろに見える腕木式信号機。
これはJR東海管内では最後の腕木式信号機として2004年1月まで名松線家城駅で使用されていたもの。
使命を終えた後、三岐鉄道に譲渡され、こちらで復元された。
・ナローゲージ、三岐鉄道 北勢線
レトロモダンとでも表現しよう。
「昭和のまち」にぴったりの駅舎、阿下喜駅。
最後尾は…。
1959年(昭和34年)製造ののレトロな顔つき。
200系(200形ク202)。
1日乗り放題パス。
このパス…。
てっきり、券売機で買えるとばかり思い込んでしまい、一生懸命探した…。
が、いくら探しても見当たらない…。
そ、有人駅の駅員に言って、買う…。
その時、日付を入れてくれる。
それにしても…。
券売機から磁気乗車券が発券されれば、自動改札の対応もできるだろうし…。
折角自動化されているのに…。
江ノ電の1日乗車券「のりおり君」は、そんなタイプ。
切符サイズではなく、定期券サイズの磁気乗車券なので、取扱いもよい。
あっ…。
北勢線は自動化されているけど、このパスは三岐線も利用できるんだ…。
三岐線は確か、自動化されていないはず…。
そういう事だったのか…。
ま、下のような内容なので、それはそれで嬉しいのだが…♪
・三岐鉄道1日乗り放題パス/三岐鉄道
三岐鉄道 北勢線のプチ旅♪
とても楽しかった♪
三岐鉄道といえば…。
三岐鉄道三岐線♪
・夏休み-奈良~北陸♪ 2011.08.20
お隣の桑名駅へ。
老朽化が激しい駅。
現在、西桑名駅の近くに新駅舎を建設中。
帰路…。
桑名インターから東名阪に乗った。
ところが、大阪・伊勢方面と名古屋方面の標識。
で、つい、名古屋方面へ乗ってしまった…。
すぐ気がついたのだが…。
そのまま行くしか…。
名古屋市内の高速って、わかりにくい…。
いや、地名が分からないので、どうにもならない…。
なので、伊勢湾岸自動車道がいいのだ…。
で、東名阪、最初は快調に飛ばしていたのだが、長島インターにさしかかる
とこで渋滞最後尾…。
なんの根拠もなく、長島インターから湾岸長島インターまで行けると
判断して、降りた…。
そしたら、そんな長島温泉直進の標識。
県道7号…、1本でつながっていて、交通量もがらがら…。
約10km。
あっと言う間に、湾岸長島へ。
刈谷ハイウェイオアシスでお風呂もすませて。
長男の家でゆったり。
GWには帰省して来なかったので、正月以来…。
長男にお土産。
長男が好きな、ハーバーと崎陽軒のシウマイを。
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