箱根のあじさい♪
★箱根のあじさい♪
6月25日(月)。
晴れ♪
暑いっ…。
梅雨明け前に夏が来た~♪
各地で30℃を超えた…。
箱根も夏だった…♪
あじさい人気…。
とにかく過熱を超えてる…。
土日はやば過ぎる…。
鎌倉などは平日もやばい…。
さて、平日の箱根はどうかな…。
今回もロマンスカーで行ってみた♪
箱根湯本駅到着。
”人生二度目”のロマンスカーで箱根…。
昨年秋に”人生初”のロマンスカーで箱根へ行ってみて、目から鱗…。
ちょっと病みつきになりそう…。
新宿~町田間はロマンスカー通勤で14、5年間もお世話になった…。
2001年7月に始まったロマンスカー@クラブも真っ先に入会。
という訳で、ロマンスカーは新宿に行くための手段でしかなかった。
たまに小田原まで乗って、熱海や伊豆に列車で出かける時とか。
箱根は広いし、行きたいとこがアチコチあり過ぎ…。
だから、箱根は”クルマ”と…。
■
EXE・30000形。
先日、EXEαに乗ったら匂いがなくなっていたが、今回、ママは”くさい”と
顔をしかめる…。
ま、僕が吸ったタバコの匂いも染みついてる…。
十数年間、ロマンスカー通勤(帰路だけ)していた理由は…。
やはり、喫煙できることにあった…。
途中から全面禁煙になったけど、やはり、ゆったり座って帰宅…。
携帯、スマホで簡単に座席指定や列車変更などができて、便利この上ない。
小田急ロマンスカーは1番線に。
1番線の反対側は…。
小田原寄りは2番線として、小田急線小田原・新宿方面へ。
ホームの中央部にこのような車止めが立っていて、向こう側は3番線強羅・早雲山方面
となる。
さらに山側には臨時ホーム(上りの降車専用)の4番線がある。
箱根登山鉄道線は当駅を堺に架線電圧が異なるため、駅構内にデッドセクションを
設けてある。
ここを箱根登山車両が通過すると一瞬車内が停電するが、直近ではデッドセクション
区間を通過する営業運転列車は設定されていない。
4番線で下車した乗客は強羅寄りにある構内踏切を渡ってこちらのホームに入る。
昔は小田急線には急行箱根湯本行きとかあったのだが…、
平成20年からはロマンスカーと4両編成の各停のみとなった。
4両編成の各停とは箱根登山電車と統一カラー化された赤い1000形のこと。
遅ればせながら…、箱根湯本駅。
3000形「アレグラ号」。
箱根湯本は歩くと楽しい♪
なんで、こんなにも人をワクワクさせてしまうのだろう…。
そんな土産屋さんを横目に…。
歩を進めると自然が主役に。
この右手の上のほうに箱根湯寮がある。
鯛めしの瓔珞(ようらく)と早川。

瓔珞の鯛めしは美味しかった♪
・瓔珞
・瓔珞(箱根湯本)/食べログ
・秋の箱根♪ 2017.11.17
千歳橋を過ぎるとこんな風景…。
歩道のない国道1号…。
ちょっと危険ではある…。

最近、よく出てくる光景…。
そ、ちょっと病みつき…。いや、お気に入り…♪
ただし、夜は無理っ…。

塔ノ沢駅。
ホームの両端をトンネルで挟まれた山あいの小さな駅。
1日平均乗車人員は37人。
箱根登山電車では最少の数字。
但し、乗降人員は110人とギャップあり。
下車は乗車の2倍…。
これは…、恐らくだが、当駅で下車して、宿や日帰り温泉の送迎バスなどで
帰っていく、そんなパターンが多いのかと…。

大平台側の大ヶ嶽隧道から2000形「サン・モリッツ号」。

箱根湯本側の塔ノ峰隧道からは金太郎塗りのモハ108号(モハ2形)が。
当駅で交換。

箱根湯本駅でぱんぱんに詰め込んだ電車…。
1駅先の塔ノ沢駅で下車する客がいないのに、詰めてくれるので、あっさり
乗れるものだ…。
江ノ電でも同じことがあって、鎌倉駅をどうにもならないくらい詰め込んで
くるのだが、次の和田塚駅では下車する客がいなくても、難なく乗れる…。
出山信号場から早川橋梁を。

次の大平台駅で下車。

駅を出るとカメラを持った人たちが…。
104号(モハ1形)。

思ったとおり…。
大平台出口踏切はごった返していた…。
一昨日の”もしもツアーズ”でこの踏切が紹介された…。

103号(モハ1形)。

109号(モハ2形)。

3000形「アレグラ号」。


後追い。

あじさい♪
鎌倉などのあじさいは見頃を過ぎたかもしれないが…。
箱根のあじさいは、エリアによっては咲き始めのとこも…。
大平台は見頃…。
ぴっかぴかの晴れ♪
昨日までは雨だったので、あじさいはしっとり♪
最高のタイミングかも。
2000形「サン・モリッツ号」。
”あじさい電車”のヘッドマークが♪


大平台駅に。
標高337mとある。
この先、強羅駅は標高541m、さらにケーブルカーで早雲山駅まで行くと、
標高750m。 そして、ロープウェイの大涌谷駅は1,044m。

大平台駅はスイッチバックする駅。
従って、このホームは頭端式ホーム。

箱根湯本行きで戻ることに。
先程の踏切には、またまた、カメラ小僧が。
下っていく箱根湯本行きなので、ここから左側のルートへ。

そういえば…。
この路線では”上り”とか”下り”という表現は使わない…。
強羅方面行きとか箱根湯本行きとか具体名で。
山を登る(上る)と下る…。
電車としての上り、下り…。
ここではそれが逆になる…。
ややこしいので、使わないのか…。
出山信号所手前。
塔ノ沢駅側から登ってくる強羅行きが眼下に。
どちらも同じ方向に走るのが不思議に思える…。
あちらの電車でも、そんな驚きの顔が…。

次の塔ノ沢駅で下車。
1000形「ベルニナ号」(ベルニナⅡ)。

うっかりしそうに…。
江ノ電などと同じ簡易式のICカード簡易改札機…。
でも、これにタッチしておかないと、後でトラブルに…。
スイカをタッチした後も…。
まだまだ、パチリしたい…♪

上りホームにある、深澤銭洗弁天。

松井証券創業者の松井氏の寄贈による深沢銭洗弁天。
・深沢銭洗弁天
・箱根のパワースポット深沢銭洗弁天&あじさいの阿弥陀寺
この銭洗弁天には中宮、奥宮まであった。
結構、奥までつながっている。
さらに、横には火伏観音まで並んでいる。

ここから、箱根湯寮へは3分ほど…。
でも、その前にもうひとつ…。
あじさい寺と呼ばれる塔ノ峰中腹の阿弥陀寺へ。
箱根湯寮に行く舗装された歩道とは別に、山道の方を指す手書きの標識…。
”そば”のノボリも…。

眼下には塔ノ沢駅に入ってきた104号。

で…。
男坂。
阿弥陀寺へ向かう参道…。
というよりも、”登山道”は思ったよりも険しく、距離もありそう…。

そして、驚いたのは、参道の両脇にはあちこちにお墓が…。
よくある馬頭観音とかお地蔵さまではなく、れっきとした墓…。
夜は絶対に歩けない…。
こちらは、お地蔵さま。

少し登ったとこで、山門。

今朝、ママがヒールのあるシューズでいいかと聞いてきた…。
よくよく考えて、阿弥陀寺へ行くことを想定してスニーカーの方がいいと答えた。
ホント、スニーカーにしてもらってよかった…。
トレッキングシューズでもいいくらいの参道、山道…。
ここまで過酷とは、想定外だったけど…。

六地蔵。


ここで、舗装路と合流…。
実はかなり狭くて険しいのだが、舗装道路もあるのだ…。
山道の男坂、舗装路の女坂…。
で、今回は山道の男坂を選んだ。

約20分の”登山”…。
塔ノ峰中腹…。
ようやく阿弥陀寺。


皇女和宮ゆかりの寺としても有名…。

皇女和宮…。
第14代徳川家茂の正室として皇室から嫁いだ。
紀州藩主であった家茂は、一橋派との抗争の末、南紀派の支持により12歳
の若さで第14代将軍の座についた。
1862年、16歳の家茂の正室として、同じく16歳の和宮が嫁いだ。
しかし、家茂は第二次長州征伐の途上、大阪城にて病に倒れ、20歳の若さ
で死去。 (本来は「薨去」(こうきょ)という。)
その後…。
和宮23歳にて江戸から京都に移り住む。
28歳、明治維新、遷都により再び東京に居を構え、徳川一門と交流。
この頃、脚気を患い、転地療養として箱根塔ノ沢温泉に。
しかし、1ヶ月ほどで脚気衝心により32歳という若さで薨去。
当初、明治政府は葬儀を神式で行う予定であったが、和宮の「家茂の側に
葬って欲しい」との遺言を尊重する形で、仏式で行われた。
その際、徳川家の菩提寺である増上寺の末寺である阿弥陀寺で通夜、密葬
が行われ、位牌を安置した。
墓所は家茂と同じ増上寺。
脚気…。
当時、江戸や大阪など都市部では白米が普及し、コメを精米して食べるようになり、
ビタミン欠乏による脚気が増えた。
ま、上流階級の病気である。
幕末から明治にかけては毎年6,000人から1万5,000人が脚気によって死亡した。
大正12年には2万7,000人が脚気で死亡したと記録されている。
国民生活が豊かになった証左でもある…。

この”あじさい”は初めて見る品種。




・阿弥陀寺
・箱根のパワースポット深澤銭洗弁天とあじさいの阿弥陀寺・あじさい寺阿弥陀寺/小田急
帰路も山道の男坂を降りてきた。
降りたとこは、箱根湯寮の前。

箱根湯寮はどこもかも、絵になる…♪
小田急に乗る時、駅で箱根湯寮クーポンを購入。
往復の切符と箱根湯寮の入場券がセット。
ウチの場合、1人につき、およそ600円ほど割安…。

・箱根湯寮

桔梗(ききょう)。


阿弥陀寺へ”登山”したので、汗びっしょり…。
まずは温泉に♪

最高のロケーション。
露天風呂で超リラックス♪

※箱根湯寮HPより
温泉、気持ちよかった♪
みなさん、露天風呂、見晴湯に…。
眼下には函嶺洞門や鯛めしの瓔珞(ようらく)が見えた。
そして…。
空腹を通り越して…。
「囲炉裏茶寮 八里」。

今日は電車なので…。
生ビールがサイコー♪

野菜天ぷらそば。
ボリュームがあって、美味しくて♪

休み処で食後の睡眠をたっぷり♪
送迎バスで箱根湯本駅へ。
下り坂、かなりの急勾配を下る。
やはり、湯本の街を散策…。

1本前のロマンスカーが。


4番線には乗客を降ろした回送。
1000形「ベルニナ号」(ベルニナⅡ)。

先ほどのEXE・30000形ではカメラを構える気にならないけど…。
白いロマンスカーVSE・50000形には誰もがカメラを向ける♪




箱根登山鉄道でもらった。
うちわ♪

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