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2022/08/22

熊澤酒造&梶原景時館址♪

★熊澤酒造&梶原景時館址♪

晴れ♪

暑い。



平日の熊澤酒造はどんなだろう…。

寒川町馬場交差点から産業道路(県道46号相模原茅ヶ崎線)へ。
すぐ見えてきたのは湘南梨のノボリ。
立ち寄ってみた。

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幸水♪

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熊澤酒造へ。
明治5年(1872年)創業の湘南に残された最後の蔵元。

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まずは。
mokichi baker&sweetsへ。

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お気に入りのパンをあれこれ♪

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mokichi baker&sweets



11時過ぎ。
まだ人は少ない。

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ザクロ♪

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11:30。
平日とはいっても、予約客と当日に記名した客がたくさん集まってきた。
ウチも11時過ぎに記名していたので、すぐに店内に。

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こちらの建物の梁などがすごい…。
それもそのはず、400年ほど前の武家屋敷を金沢区六浦から昭和3年に移築・修繕
したもの。
また、関東大震災で倒壊した近隣の家の柱を21本使用している。
天井は5段梁で松、柱は欅、土台は栗だとか。

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この光景に圧倒される。
そして、セミの鳴き声が夏なんだと思い出させる。

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平日限定のお得なランチを。
サラダとモキチベーカーのパン。

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マルゲリータを追加。

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ママはステーキランチ「やまゆり牛の炭火焼」を。

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僕はパスタランチの「マダコの大葉ジェノベーゼソース 冷製パスタ」。

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昨年8月以来、1年ぶり。
あの頃もコロナ禍でどこにも行けず、近場で美味しいものでもと…。
そんなノリで訪れた。

今回はコロナ「第7派」とはいえ、行動制限もなく恐れ方も変化してきた。

MOKICHI TRATTORIA

MOKICHI TRATTORIA(香川)/食べログ

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熊澤酒造からクルマで10分ほど。
いつも通り過ぎる産業道路一之宮小入口交差点。

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交差点からすぐ。
「鎌倉殿の13人」で勇名をはせた梶原景時館址。

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右手に立っているのは「浩宮徳仁親王殿下 御成記念」の石碑。
昭和54年とあるので、現天皇陛下が浩宮様と呼ばれていた、19歳の頃に立ち寄られたものと思われる。

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梶原景時を紐解く - 寒川ぐるり歴史散歩/神奈川県




梶原景時館址から東へ数十mいくと。
梶原氏一族郎党の墓がある。
墓碑の脇に立つレリーフには、「箙(えびら)の梅」で知られる景時の長男・景季(かげす
え)が描かれている。
一の谷の戦いで、勢いあまって敵陣深く入り込み、矢が尽きてしまった景季は、箙(え
びら)(矢をいれる籠)に梅の枝を挿して奮戦した。
その姿に「吹く風を何いとひけむ梅の花 散りくるときそ香はまさりける」という和歌
(凡河内躬恒『古今和歌集』)を重ね合わせた平家の公家達は、雅を解する坂東武者を
称賛したという。

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梶原氏一族郎党の墓。
こちらの石造物群には、「伝七士(梶原氏一族郎党)の墓」として2説が伝わっている。
一説では、1200年(正治2年)年正月、景時一族郎党が一之宮を出発後、上洛の途
中、清見関(静岡県静岡市清水区)で討死してしまったので、一之宮館の留守居役で
あった家族、家臣がこの地に弔ったものという。
もう一説には、景時父子が討死してからしばらく、景時の奥方を守って信州に隠れてい
た家臣七人が、世情が変わったのを見て鎌倉に梶原氏の復権、所領安堵(領有権を認
めること)を願い出たが許されず、七士はその場で自害し、この地に弔ったものと伝わる。

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大山道を西へ。
目久尻川、河原橋。

ん、目久尻川…。
目久尻川といえば、座間市相武台団地付近を水源としてこの地で相模川に合流する。
僕たちが移住してきた昭和60年代にはドブ川という認識だったが、その後、
住民らが川の浄化に取り組み、見事に清流となった。
そんな座間市をスタートした川のゴールを見ることができた。

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目久尻川と相模川の合流部付近では頭上に圏央道が。

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大山道に面して江戸時代は大山詣での人たちで賑わったとこ。
お堂には木造の不動明王坐像がある。
お堂の前にある力石と大山道道標は江戸時代の町人が奉納した。

一之宮不動堂。
河原不動と呼ばれている。

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大山街道と一之宮不動堂。
江戸時代、大山講と称する講が関東一円に広がり、江戸から大山阿夫利神社へ幾本
かの大山街道が発達したが、最も隆盛を極めたものが東海道という一番安全な道を
利用し、昔語りの名勝地となった鎌倉や行楽地の江の島を訪れてのコース ~ 東海道
藤沢の西、四つ谷から西方に進み大曲、中瀬、一之宮から田村の渡しを経て大山に
通じる~この道であった。

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大山道道標。
天明6年(1786年)建立。
隣の力石は明和9年(1772年)と読めるが、明和9年とは目黒の行人坂で「明和の
大火」がおきた年…。

道標には右 大山道と。

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左、江戸道と。

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一之宮不動堂



真夏のギラギラは和らいで、少しは歩くことができるようになった。
今夜は湘南梨をいただこうと思う。





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