大磯へ♪: ゆ～ちゃん♪

2025/09/21

大磯へ♪

★大磯へ♪

晴れ♪

暑かったけど、数日前までに比べたら酷暑や猛暑ではない…。

大磯へ。
３年前に工事中の明治記念大磯邸園を見たのだが。
そろそろ完成したかなと思い再訪。

いつものようにご先祖様、土佐山内家別邸跡地の大磯町役場の駐車場へ。
ここは土日もやっていて３２０円で朝から夕方まで駐車できる。

少し歩くと山内家に隣接していた徳川家別邸だったところ。
現在は旅館として。

さらに歩き大磯中学校の先。
明治記念大磯邸園入口。

初代内閣総理大臣の伊藤博文は小田原に「滄浪閣」という別邸を構えていた。
そんな伊藤博文はたまたま訪れた大磯の地を気に入り、大磯に「滄浪閣」を構えた
のが１８９６年（明治２９年）のこと。
敷地は５,２００坪あり、隣接して佐賀藩最後の藩主・鍋島家別邸や西園寺公望別邸、
そして、陸奥宗光別邸、大隈重信別邸などが続々と建てられた。
なんと、大磯には政財界要人らの１５０もの邸宅が集まった。

明治記念大磯邸園。
現在は陸奥宗光別邸と旧大隈重信別邸が公開されている。
どちらも旧古河別邸と記されているのだが。
それは、陸奥宗光の次男が古河財閥創始者の古河家の養子となっていたため、宗光
の死後に譲渡された。
同じく隣接していた旧大隈重信別邸も古河家に売却された。
そんな古河家から変遷をたどり古河電工の施設として長年にわたり建物、庭園を維持・
管理してきたが、明治１５０年の記念事業として庭園を大磯町に寄付した。
同様に建物は国土交通省に寄付した。
そう、明治１５０年記念事業に国土交通省が参加したことと、建物、庭園が寄付された
ことから、明治記念大磯邸園事業がはじまった。

明治記念大磯邸園のメインとなる。
伊藤博文の「滄浪閣」は旧李王家別邸の時代となり、戦後、変遷を経て西武鉄道に
売却されプリンスホテルの別館となる。
「滄浪閣」の一角ではプリンス系の中華レストランとして営業していたので何回か
利用したことがある。
さすが美味しかったしプリンス系の接客は心地良かった。
そんな「滄浪閣」は老朽化がひどく整備に時間を要していて、公開は２年くらい先かと。

時代は変わり戦後活躍した旧吉田茂邸も一見の価値あり。
麻生さんのお祖父様でもあるので、興味のある方は足を運んでみては。

陸奥宗光、大隈重信が出迎えてくれた。

陸奥宗光別邸。

玄関。

応接間兼主人室。

庭園を。

庭園から。

広大な庭園をいくと相模湾が。

西湘バイパス、相模湾。

庭園をぐるりと歩くと旧大隈重信別邸が。

大隈重信別邸玄関。

富士の間。

富士の間から庭園を。

神代の間のほうから富士の間を。

神代の間。
十五夜、お月見のお供え。

庭園を歩くと。
「宇賀大神」の碑。
大隈重信公から邸宅を引き継いだ古河家が近隣の人々とともに商売繁盛の神として
祀ったものと伝わる。

旧大隈重信別邸。

・明治記念大磯邸園

東海道松並木。

国道１号を歩いて戻る。
以前から気になっていた。

肉と野菜の店相模園。

メンチカツ。
小鉢が８個ついてくる。

・肉と野菜の店相模園（大磯）／食べログ

大磯に来たら。
西行まんじゅう＆虎子まんじゅうの「新杵（しんきね）」へ。

明治２４年（１８９１年）創業の老舗菓子舗。
島崎藤村や吉田茂に愛された西行まんじゅう、虎子まんじゅう。

虎子まんじゅうは販売休止になっていた…。
虎子まんじゅう、豆大福、時雨などは販売休止になることが多いようだ。
おはぎ、柏餅といった季節商品を優先するためか。
なので、西行まんじゅう、おはぎ、煎餅を。
尚、煎餅は厚木の三河屋のもの。

店の前にはもう１台のクルマ。
そ、国道１号を走っていると、店の前のパーキングが塞がっていることが多い。
やむなく通過することが多々…。

早々に帰路につく。
平塚の馬入橋手前から大渋滞していたので湘南銀河大橋経由で。
そちらも渋滞していた。

帰宅して、おはぎをいただいた。
美味しかった。

■
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