ロマンスカーミュージアム♪

★ロマンスカーミュージアム♪

 

2021年春にオープン予定。(2018年4月発表)

小田急電鉄が、新しい博物館施設「ロマンスカーミュージアム」を2021年春
に開設すると発表した。
歴代のロマンスカーがずらりと展示される大規模な施設。


保存と解体について今までの公表などをまとめると…。
但し、この公表はミュージアムの建設公表の前の段階である…。
①「SE」3000形は5両のうち中間2両を解体し、残り3両は従来通り海老名で保存
②モハ1形(モハ10)は従来通り喜多見で保存
③「HiSE」10000形は先頭車1両を残して2両解体、
  部品の一部を長野電鉄へ譲渡
④「RSE」20000形は先頭車とダブルデッカー車両1両の計2両のみ保存、
  残りは解体
⑤「NSE」3100形は先頭車2両と中間車1両の計3両のみ保存、残りは解体
⑥2200形は先頭車1両のみ保存とし、1両は解体
⑦2600形、9000形は従来通り先頭車1両を保存

そして。
結果として、LSE・7000形の処遇は先頭車1両のみを保存。


2018年4月。
ミュージアム建設の公表と車両の解体と保存・展示の方向性について相次いで公表
された。

ロマンスカーミュージアム建設について/小田急

一部車両の解体と今後の保存・展示について/小田急

 

 

歴代ロマンスカーが並ぶ

ロマンスカー5種が並ぶロマンスカーミュージアムは、小田急小田原線
の海老名駅近くに建設される。
小田急が鉄道博物館施設を開設するのは初めてで、同社の重要拠点
である海老名電車基地に隣接した海老名駅前に立地する。

ロマンスカーミュージアムの建物は、鉄骨造の地上2階建て。
1階には歴代の特急「ロマンスカー」を展示する。
展示が決まっているのは、SE(3000形)3両、NSE(3100形)3両、
LSE(7000形)1両、、HiSE(10000形)1両、RSE(20000形)2両の5種。
さらに、小田急開業時に走っていたモハ1形(モハ10)も展示する。
よって、6種11両が保存展示される。

2階には小田急線沿線を再現した鉄道模型が走るジオラマや、電車運転シミュレータ
ー、キッズゾーンを設置する予定。
  
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民鉄博物館で最大規模

延床面積は約4,400㎡。
大宮の鉄道博物館の延床面積が約28,300㎡なので、その6分の1。
民鉄の施設としては大がかりである。

比較として、東武博物館が3,955㎡、地下鉄博物館が3,535㎡、
京王レールランドが1,190㎡。
延床面積4,400㎡は、民鉄の鉄道博物館施設として最大規模になるとみられる。


小田急海老名駅からJR海老名駅、ららぽーと海老名につながる連絡デッキ
を降りるとすぐ。

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ん…。
エントランスに、なにか…♪

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鉄道ファンや子どもにも人気のロマンスカーが5種揃うのも魅力的。
海老名駅駅前という立地も訪れやすく、新宿からロマンスカーを利用できる
アクセスも便利。
2021年春の開業が待ち遠しい。
 

できれば…。
モハ1形の展示と同じように、保存が決定されている2200形とか2600形
を加えてほしい。
1969年(昭和44年)に登場した小田急通勤車両の標準カラーである、
ケイプアイボリーにロイヤルブルーの帯を巻いた車両は是非とも展示して
もらいたい。
同年にデビューした5000形を展示するのも、個人的には嬉しいのだが…。
8000形でもいいな。



昔、東急東横線沿線に住んでいたのだが、テレビドラマなどで見た”小田急カラー”
の電車やライフスタイルに憧れを感じた。
免許を取ってからはクルマで町田や下北沢、世田谷代田あたりに出没…。
電車で行くより速いし、夜中に活動できるメリット。
それと、小田急線に乗ると遠い知らない世界に連れていかれる恐怖感…。
そ、気がついたら遠い遠い箱根や江の島といった観光地に連れていかれるのではという不安…。

登山をはじめてからは、相鉄線で海老名へ出て小田急線で渋沢駅や大秦野駅(現、
秦野駅)へ行くようになった。
登山から遠ざかりはじめた頃、大秦野駅から秦野駅に改称された。

ある時、仕事で小田急線に乗った時に直帰する事になったのだが、相模大野駅で
分割され、事もあろうに未知の駅、東林間駅に…。
慌てて下車して海老名に向かった苦い思い出…。
あの事件以来、小田急の分割・併合に恐怖感を覚えた…。

その後、小田急線沿線に住むようになってからは、分割・併合に対して異常に神経
を使うようになった…。
新宿駅や相模大野駅で繰り返された「分割案内板Aを境に」というアナウンスが耳
から離れない。
そんな車両も”小田急カラー”がメインだった…。

遠い記憶の彼方においてきた感じがする「分割案内板Aを境に…。」のアナウンス。
”小田急カラー”の電車もそんな存在にならないことを祈るばかり…。
  

ロマンスカーミュージアム、2021年春に海老名駅隣接地に開業/小田急


ビナガーデンズ/小田急

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小田急ロマンスカー♪ 

  
  


2018年10月20日、小田急ファミリー鉄道展開催。
ミュージアム建設予定地にて…。

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2019年2月、ロマンスカーミュージアム建設予定地には建設資材などが
運ばれてきた。
そして、地鎮祭、安全祈願祭、そんな形跡があった。

同年3月、いよいよ、建設工事が始まった。
  



建設着工から7ヶ月。
2019年10月、工事は本格化していた。

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2020年4月。

骨格が見えてきた。

2021年春オープンとの看板。

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ロマンスカーミュージアムに展示されるNSE・3100形、HiSE・10000形、
SE・3000形、RSE・20000形、LSE・7000形が描かれていた。

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ミュージアムの全貌が…。

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2020年7月7日。

「ロマンスカーミュージアム」サイトができた。

ロマンスカーミュージアム/小田急

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2020年8月20日。

最近、大野の車庫からモハ1形(モハ10)がいなくなり、海老名に回送された。
その後、モハ1形(モハ10)は海老名で数百m陸送され、ミュージアムに搬入された。
車庫の真ん中にはモハ1形の後ろにいたRSE・20000形もいなくなり、ワインレッドの
HiSE・10000形が見えた。

モハ1形10号 ロマンスカーミュージアム搬入(陸送)/2nd-train

小田急モハ1陸送/なんでも撮り鉄隊



2020年8月27日。
大野の留置線にLSE・7000形の先頭車両がいた。
数人の関係者が点検している様子。

海老名に回送かと思っていたら、7003号車は即刻、海老名に回送され、
9月1日未明、ミュージアムに陸送された。

小田急7000形 LSE ロマンスカーミュージアムへ陸送



2020年9月7日。
大野の留置線にSE・3000形が真新しい塗装で現れた。
車庫には残されたNSE・3100形が姿を現した。
RSE・20000形も元の位置に戻っていた。

数日後にはSE・3000形も海老名かな…。


2020年9月13日。
大野の留置線にいたSE・3000形。
本日未明、海老名に回送されてきた。
陸送用のトレーラーもスタンバイしていたので、間もなくミュージアムに搬入されるのか。




外壁が少し見えてきた。                2020年8月撮影

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小田急線ホームから。                 2020年9月撮影

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9月13日。
大野の留置線にいたSE・3000形。
本日未明、海老名に回送されてきた。    
陸送用のトレーラーもスタンバイしていたので、間もなくミュージアムに搬入されるものと思われる。        

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9月15日未明、SE・3000形3021号車は海老名検車区から陸送され、ミュージアム
に搬入された。

ロマンスカーSE・3000形3021号車ロマンスカーミュージアム搬入陸送
    


10月15日
大野から海老名に回送されたHiSE・10000形は陸送によってミュージーアムに搬入された。
同じく海老名に回送されたNSE・3100形3両は相次いで陸送によってミュージーアムに搬入されている。
大野の車庫にはRSE・20000形だけが取り残されたように見える…。



10月19日
大野の車庫からRSE・20000形が消えて空っぽに…。
留置線にはRSE・20000形の先頭車と中間車のダブルデッカー車がいた…。
関係者が数人いたので、点検を受けている様子。
間もなく海老名に回送か…。

これで、大野は昔の状態に…。
いや、新型5000形が試運転していたので、近々に解体線が賑わうことになるのか…。


10月26日
回送の小田急ロマンスカー撮影しようとホームなどに侵入、緊急停止相次ぐ

25日未明、人気の小田急ロマンスカーを撮影しようと、鉄道ファンが線路内に
侵入し、車両が緊急停止するトラブルが相次いだ。

防犯カメラに映る不審な足取りでホームを小走りする男たち。
列車を撮影しようとするが職員に見つかり一目散に逃げていく。
小田急線座間駅で鉄道ファン3人が、回送中のロマンスカーRSE・20000形
を撮影しようとホームに無断で侵入した。

この日は8年前に引退したロマンスカーRSE・20000形を来春開業する
ロマンスカーミュージアムに移送する計画で、座間駅のほかにも撮影目的の
鉄道ファンが踏切内に侵入し、車両が緊急停止するトラブルが3件発生した。
このうち、相武台前駅近くの踏切に侵入した1人は警察に引き渡された。

これらの鉄道ファン…、いや、鉄道ファンでもなんでもない…。
違法行為をしてまで電車を撮りたいというその神経が理解できない…。

 


ロマンスカーミュージアム、ロゴマーク、コンテンツ概要決定。(2020年11月30日)

2021年4月中旬開業。

館内の主要コンテンツ。
1F
①ヒストリーシアター
 モハ1展示、ショートムービー
②ロマンスカーギャラリー
 ・SE・3000形    3両
 ・NSE・3100形   3両
 ・LSE・7000形   1両
 ・HiSE・10000形 1両 
 ・RSE・20000形  2両

2F
①ジオラマパーク
②キッズロマンスカーパーク
③ミュージアムショップ
④カフェ
⑤その他

屋上
①ステーションビューテラス


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ロマンスカーミュージアム、ロゴマーク、コンテンツ概要決定/小田急

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ロマンスカーミュージアム、来春オープンに向けて工事は着々と進む。(2020年12月)

外観。

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ロマンスカーミュージアムのエントランスが姿を現した。
ミュージアムのエントランスは建物の2F。
小田急線海老名駅西口からすぐ海老名駅自由通路のペデストリアンデッキから入る。
エントランス横にはロマンスカーのオブジェが登場するとのこと。

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建物内にはロマンスカーの車体のような造作も…。

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ロマンスカーミュージアム/小田急





オープンは2021年4月19日。

営業時間は10時から18時(最終入館17時半)まで。
入館料は中学生以上900円、小学生400円、3歳以上100円、3歳未満無料。
一部コンテンツは別途料金がかかる。
開業から当面は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から入館は事前予約制。
予約方法などについては3月26日に告知される予定。




グッズ販売などの案内。

4月19日の開業に備え、4月1日から来館予約受付開始される。
また、館内限定商品、開業記念グッズの販売が告知された。

「館内限定」、「開業記念」商品の販売/小田急


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駅にはポスターも…。

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ロマンスカーミュージアムオープン♪

2021年4月19日、ついにオープン♪

「号外」も配布された。

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ロマンスカーミュージアム/小田急

小田急ロマンスカー♪ 





ロマンスカーミュージアムに行ってきました♪

4月21日、行ってきました♪

期待通りのミュージアム。
これからも折を見て通いたいと…♪


SE・3000形、NSE・3100形、LSE・7000形。

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ロマンスカーミュージアムへ行ってきました♪ 2021.04.21

ロマンスカーミュージアム/小田急

小田急ロマンスカー♪ 





海老名駅構内にこんなものが♪

ロマンスカーミュージアムのディスプレー♪

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赤いロマンスカーGSE・70000形と記念撮影できる。

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エントランス脇のロマンスカーのオブジェが木目のまま2年経過…。
2023年5月、ようやく、バーミリオンオレンジとグレーの塗装が出現…。


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ロマンスカーSE・3000形が「機械遺産」に認定

ロマンスカーミュージアムに保存・展示されているロマンスカーSE・3000形が
2023年8月7日に一般社団法人日本機械学会の「機械遺産」に認定されることになったと発表した。

1957年(昭和32年)に登場した「ロマンスカーSE・3000形」は、「新宿~小田原間を
60分で結ぶ」という目標のもと開発された車両。
「SE」は「Super Express car」の略称。

当時の日本国有鉄道 鉄道技術研究所と共同で1954(昭和29年)年に開発に着手。
一般車への転用を想定しない高性能な特急専用車両として、航空技術を応用した当時
の最新技術が盛り込まれた。

空気抵抗低減のため先頭部は流線形に。
車両間に台車を配置した連接構造、車体のフレームと外板を一体化したモノコック構造
を採用し軽量化を図り、東海道本線で行われた走行試験では当時の狭軌鉄道としては
世界最速の145km/hを達成した。
ロマンスカーSEに採用された技術は後の国鉄特急車両や新幹線「0系」の開発にも
役立てられており、高く評価されている。



ロマンスカーSE・3000形、「乙女号」。

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SE・3000形、NSE・3100形、LSE・7000形。

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小田急3000形(初代) Wikipedia

ロマンスカーSE・3000形が機械遺産に/小田急






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